くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

第6回しがらき作家市

2012年04月30日 22時52分56秒 | 炎の味がま
GWに入りましたね

私は、5月2日から5日まで開催される「第6回しがらき作家市」の準備で大忙し



いつもぎりぎりの準備でバタバタです。

今回は、炎の味がまコーナーで、「くらしのうつわ」を中心に展示販売を行い、しがらき Salon du グータン コーナーでは、去年一年でグータンを通して生まれてきたうつわの展示販売と、グータンTEIBAN展企画で誕生した、朝宮茶ティラミスの試食販売を行います。

まだまだ試行錯誤の日々ですが、お客さまのご意見を直接伺える貴重な機会ですので、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。

お料理を通してうつわの良さや使い方を知ってもらうグータンならではの企画です。

信楽焼に直接触れていただき、お客様のご意見ご要望など、お客様と一緒にうつわ作りができれば・・・と思います。

東京新宿のTEIBAN展でも大好評でした朝宮茶ティラミスをさらに開発を重ね、美味しく出来上がっています。

信楽焼のうつわと朝宮茶ティラミスを信楽の大自然で堪能しに来てくださいね

信楽「陶芸の森」でお待ちしています


お天気に恵まれますように




本日のくらしのうつわ

春キャベツの野菜いため




袱紗さばき

2012年04月25日 23時52分36秒 | 日記
今日はお茶のお稽古の日でした

月2回のお稽古。

なかなか上達しません

毎回の課題ですが、袱紗さばきが上手く出来ず・・・。

茶道を習いかけて約1年4ヶ月。

やっぱりスムーズにいきません

先生たちのを見ていると、楽にしているので、出来そうに思うのですが・・・

どうも、じじくさい・・・

あたふたあたふた

もたもたもたもた

今日は帰って練習していました

ゆっくり丁寧にすると、わりとスムーズに出来ます。

少しあせると、とたんに上手く出来ません。

気持ちの持ちようかな。

自分が思うスピードより少し遅いめですると、何でも上手くいくことがあります。

ゆっくりかなと思っていても、まわりにはさほどゆっくりには見えません。

うん。気持ちって大切ですね。

あせっても仕方ないんです。

ゆっくり、じっくりいけば上手くいくことが多いです。

結果的にかかった時間は同じくらいになるのですからね



あとは、お作法をきっちり身につけていくことです。

まだまだ足りません。

袱紗は道具を清めて、身を清めておもてなしをするという大切な意味あいがあります。

スムーズに袱紗さばきをして、スムーズにお点前出来るまで、もう少し時間がかかりそうです。



今日は春のお茶席でお茶菓子に三色団子をいただきました

ついついやってしまった

かぶりつき

串にささったお団子を見ると思わず串ごと食べてしまいますが、お茶席ではご法度です

きちんと一つずつ串から外して黒文字を使って食べましょう


春のお稽古は今月までです。

来月になると炉が閉じられます。

季節の移り変わりをお茶室で感じました。


やっぱり、こんな時間は必要ですね。



本日のくらしのうつわ

マーボー冷奴










名刺交換会

2012年04月20日 00時58分18秒 | JC
先日、公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会の「名刺交換会」が草津ボストンプラザホテルにて開催されました。



(公社)日本青年会議所の会頭が滋賀県に公式訪問されました。


井川会頭です。

2012年、日本のJCを率いていらっしゃいます。

「懇親会」ではなく、「名刺交換会」

会場にいる一人ひとり全員と、名刺をかわし、会話することに意味があると、本当に丁寧に会話されてました。

私みたいな新人もです

そうして、時間を共有する意味が出来るのだなと思いました。


そして、この日、私たち滋賀ブロック協議会アカデミー委員会は、この「名刺交換会」、昼間に行われた「拡大セミナー」「理事長座談会」の設営を担当しました。

委員長、幹事は「理事長座談会」を主にしてらっしゃたので、私たち委員は「拡大セミナー」の会場設営です。

会場が少し離れたところにあったので、完全に新人アカデミーメンバーだけでの設営・・・

出来るかな・・・?

歴の浅いメンバーたち。

何とかなると思いながら、こんな感じ?こうかな?

時間がどんどん過ぎていって・・・

結局仕上がったのは、開場1分前でした

何とかなった・・・

これも経験だと、後で委員長が褒めてくれました。

アカデミー委員会。

出会った当初は各地域から1~2名ずつでの出向で、JCのことは知らない新人たち。

JCにすら馴染んでいない者同士、よそよそしく、たどたどしくしていまいたが、やっぱり共通のことをやっていくと、自然と馴染んでいくものですね。

すっかり打ち解けてきたメンバーたち。

来月も事業が待っています。

また頑張って成長していきましょうね


滋賀ブロック協議会アカデミー委員会メンバー





本日のくらしのうつわ

イカときゅうりのからし酢みそ和え


春の信楽

2012年04月13日 00時59分02秒 | 日記
長かった冬もようやく終わるようですね。

信楽の桜もようやく開花してきました。

いろんなことが始まる春。

うちの甥っ子も今週から保育園へ通い始めました。

初めて家族と離れての時間。

まだまだ母親と離れる時は、泣いているようです。

「こんなに悲しい思いをさせて、保育園へ行かせることは、正しいことだろうか・・・。」

母である姉は泣く子に背中を向けて、胸が痛くなりながら、立ち去るようです。

母と子の間に違う時間が流れていきます。

寂しいけど、いつまでも一緒にはいられない。

子供には子供の人生が待っています。

つないだその手離さなければいけない時もやってきます。



寂しいなぁ・・・

甥っ子離れしなきゃなぁ・・・。

保育園に通いかけて、もうすぐ一週間。

だんだん慣れてきて、友達や先生のことを話してくれます。

4才の初めての挑戦。

成長ってすごいな。



私も負けてられません



今日は春の陽気に誘われて、さちさんが遊びに来てくださいました

それぞれの春をしゃべりながら、今後の作戦会議です

いろんなことに、また挑戦する気持ちが出てきました

女子パワーは健在です。

楽しい時間が、今後のエネルギーに変わっていきます。

また、がんばっていきます



信楽は明日から「SHIGARAKI ACT 2012 窯元散策路」がはじまります。



春の信楽にアートと窯元散策。

春の陽気に誘われて、信楽まで足をのばしてみて下さいね



本日のくらしのうつわ

野菜たっぷりチキンのトマト煮込み








100年窯

2012年04月10日 00時28分56秒 | 日記
先日のJCでの例会で、厳選スポットとして上程させていただいた「100年窯」

今日は「100年窯」をもう少し詳しく説明します



この「100年窯」は灰塚窯の木戸さんが作られました。

木戸さんは、もともと大阪で会社を経営してらっしゃたのですが、陶芸の趣味が高じて、会社をご子息に託され、ついには信楽の地へと移り住まれた信楽ラバーズです。









数ある焼物産地の中でも、信楽の土地に魅せられ、空気や水に魅せられたそうです。

信楽の魅力、土地が持つ財産を地元の人間より理解し、教えてくださった方です。

そんな木戸さんが、「100年窯」を作ったと・・・。

何のことかよく分からないので、詳しく聞きに行きました。

「この窯は焚き上がっても、窯出しはしない。100年間このままにしておく。」

陶器を作る者にとっては、「窯出し」が一番の楽しみです。

自分が作ったものが形になって色づけられ、焼きあがってくる。

いつまでたっても、どんなベテランでも、窯の扉を開ける瞬間は緊張します。

そんな楽しみを100年先までとっておく・・・。

想像をはるかに超えています。

自分は決して見れない、手に取って触ることのないその作品を、100年後の誰かに託す。

本当の意味での、物の継承、想いの継承。

これほど深いことはないと思いました。

100年間語り繋いで、やっと作品に光があたります。

これを守るということ、その土地を守るということ、信楽を守るということ、日本を守るということ、地球を守るということ・・・。

自分の生きた証が語り継がれることによって、それぞれの行動に少しでも変化がおこれば、守られるべきたくさんのことが救われます。

「100年窯」これを成し遂げることには、すごく意味があるのだなと思いました。

もうすぐこの窯に火が入るそうです。

私もちょこっと入れておいてもらおうかな・・・

100年先のまだ見ぬ未来へ。

人の体は朽ちても、陶器は朽ちることはありません。

うつわによって未来と繋がる・・・素敵です




本日のくらしのうつわ

パリパリサラダ






2012年 4月度例会 

2012年04月07日 23時05分24秒 | JC
4月5日、(公社)水口青年会議所の4月度例会が開催されました。

鹿深(こうか)厳選スポット評議会~沸き起こるまちの想像から創造~


例会参加にあたり、それぞれに宿題が出され、「自分が知る名所やB級スポットを持ち寄ってください」とのことでした。

・・・B級スポット・・・

信楽にはたくさんの名所がありますが、B級スポット・・・。

知ってる人しか知らない所で、魅力のある所。

私は、いろいろ考えて「100年窯」を持っていこうと決めました。

「100年窯」とは、穴窯ですが、この窯はとある作家さん有志で作られた窯です。

今年、焼き上げて、100年先に窯出しをする。というロマンあふれる窯です。



自分が生きている間には決してあけることのないその窯を100年先の未来の人の手によってあけてもらう。

100年の思いを受け継いでもらう窯です。

この窯については、また詳しくアップしますね



そして例会では、みんなが思うここだというスポットがたくさん集められました。



それぞれが、探すと結構いろいろあるものですね。

チームに分かれて、自分たちの持ち寄ったスポットをプレゼンし合いました。

どこも魅力あり、近くにあるのに知らない所ばかりで、とても興味が持てました。

チームの中から厳選し、会議所全体の評議にかけられます。



私のチームは、なんと・・・私の厳選「100年窯」が選ばれました。

喜んだのもつかの間・・・上程が待っていました

小さなチーム内では、プレゼンは出来るのですが、メンバー全員が見ている中、プレゼンするのは、ものすごく苦手です

案の定、気持ちが先走りすぎて、思いばかりのプレゼンになり、説明不足でした。

人に明確に理解してもらうのは、難しい・・・。

自分の組み立てがなってないことを痛感しました。

・・・次は頑張ろう

何ごとも経験です。

どんなに上手く出来る人でも、初めてのときはあったはずです。

たくさんの経験と失敗が積み重なって、上手くなっていくものですね。

失敗出来るときは、失敗した方がいい。と自分に言い聞かせておきます


堀りおこせば、自分のまわりには厳選スポットがいっぱいです。

自分たちの生まれた場所、生活の場所、仕事の場所。

そこにはたくさんの歴史があり、文化があります。

地域を大切に思う気持ちが、何かを起こせる。そんな原動力になれればいいな。


自分たちの地域を改めて知ることが出来た例会でした。

みんなが持ち寄った厳選スポット、いつかまわってみたいです



本日のくらしのうつわ

きんぴらごぼう