くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

一夜城プロジェクト~よみがえれ水口岡山城~

2012年09月30日 19時15分05秒 | JC
9月29日(日)、(公社)水口青年会議所9月度例会まちづくり事業、一夜城プロジェクト~よみがえれ水口岡山城~が開催されました。

本年度のまちづくり事業は、みんなで城を作ろうってことで、お城作りに・・・。

とはいいますが、そんなに簡単なものではございません

9月29日に完成させるために、市民の皆様の手を借りて、毎晩毎晩の作業です。

8月の初めにオリエンテーションが行われ、約2ヶ月間、いつもの青年会議所事務所は、たくさんの城作り仲間が行き来し、賑わっていました。
本当にたくさんの人の手により、作りあげられたお城。

ようやく形になりました



完成当日は最後の石垣作りを山頂で行います。



当日は台風接近中でしたが、お天気も大丈夫で、山頂にもかかわらずたくさんの方が参加して下さいました。



下から見えていたので・・・。とか、水口岡山城に熱い思いのある方だとか、いろんな方とお話ししながら作業を進めていきました。

この水口岡山城は豊臣政権下で築かれましたが、関ケ原の戦いで西軍に属していた長塚正家が降伏して、廃城となったお城です。

歴史の深いこのお城に思いをよせる方も多く、岡山城の完成を楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいます。

いろんな人たちの手により、ついに完成。

廃段ボール約12000枚を貼り合わせ、幅17メートル、高さ18メートルの骨組みに貼り付けていきました。



さまざまな思い出でいっぱいです。



夜のライトアップを待ちます。

日も暮れて、市民お皆さんとメンバーも下山し、ライトアップされたお城を思い思いに見上げます。




一晩限りのお城ですが、それぞれにいろんな思いがあると思います。

それぞれの町にはそれぞれの歴史があり、残すもの、残さなければならないもの、あると思います。

形は違うけど思いはどんな町でも人でも同じだと思います。

語り継いでいくこと、簡単なようで難しいかもわかりませんが、少しずつの想いで簡単なものになるのかもわかりません。


ひと夏の思い出、「一夜城プロジェクト」

熱い思いでいっぱいです。




本日のくらしのうつわ

ミックスフライ





工組青年部バーベキュー交流会

2012年09月11日 20時10分40秒 | 工組青年部
少し前ですが、8月の終わりに信楽陶器工業協同組合青年部でバーベキュー交流会が開催されました

本年度から、2か月に一度、交流会を開催しようということで、前回はボーリング大会でした。(ブログアップ出来てません

今回は夏の開催で、バーベキューをしたい要望がありましたので、バーベキューに決定

で、前回の交流会で幹事を指名されてしまい、設営に頭をひねらせていました。

もう一人の幹事くんといろいろ相談して、ただバーベキューするだけではただのお食事会になってしまうので、「夏」をテーマに二人で考えました。

そこで

夏のお楽しみ「スイカ割り」と縁日っぽく、「スーパーボールすくい」をやってみよう

スーパーボールに仕掛けをして、印のついたボールをすくった人を次の幹事にしようと仕込んでおきました



300個のボールに2個忍ばせていきました。



さて、夜も更け、みんなでバーベキュー会場へ

お肉の効果か、22名の出席で、たくさんのメンバーで賑わいました



とりあえずお腹を満たせて、ビールをたらふく飲んで




盛り上がってきた頃、みんなでスーパーボールすくいです



いい大人が小さなタライを囲んで、すでに気分は子供です



さすが男の子みんな上手です。

・・・・・・上手すぎて、破れることなく、ボールが次々にすくわれ、私の思惑とは裏腹にゲームだの、幹事のボールだの、ぐちゃぐちゃで結局分からなくなってしまい、酔っ払いのオッサンのお遊びとなってしまいました

けど、男の子はやっぱりこういうの、好きなんですね。

裏ワザや、得意技などなど披露しながら、とっても楽しそうでした


そして、最後はスイカ割り。

こちらも大いに盛り上がって、見事に真っ二つに割れて、みんな本当に楽しそう



みんな、この夏、窯の仕事で毎日毎日大汗かいて、頑張ってきました。

夏の思い出と息抜き、出来たかな?

暑かった夏もそろそろ終わりです。秋に向けて、また頑張りますか


同じ「信楽焼」を仕事とする若者達。

たまにはこうやって何も考えないで、飲みあかしたり、はやいだりする時間。

とてもかけがえのない時間なんです






本日のくらしのうつわ

八宝菜



江田 やくし祭

2012年09月09日 23時21分57秒 | 日記
昨日、9月8日は信楽の地元の江田地区のお祭り、「薬師祭り」でした。



自治区域の小さな小さなお祭りです。

子供の頃から毎年楽しみにしていたお祭りです

大人になってずいぶん行ってなかったのですが、甥っ子が生まれてからは、毎年行ってます。

産まれたての時は分かっていませんでしたが、だんだん分かってきているようで、今年も楽しみにしていたようです。

メインイベントともいえる盆踊り。



今では盆踊りは、信楽ではあまり見かけません。

昔は火祭りの時が陶器祭りで3日間あり、最終日に盆踊りが盛大に開催されていました。

薬師祭りはこじんまりとしていますが、とってもいい風景なんです。

駐車場から聞こえるお囃子。

盆踊りのお囃子を聞くと、急にテンション上がってきますね

江州音頭とやっちくれ。

やっちくれは信楽っ子はみんな踊れます。

小さい頃から体育の授業では必修。

甥っ子も「やっちくれ~」と言いながら、まだ習ってはいない踊りを一生懸命に踊りかけます

とりあえず、福引と夜店を一通りまわって、「踊る」と、甥っ子。

全員大人の中、一人最初は恥ずかしそうにしていましたが、だんだんのってきて、楽しそうに見よう見まねで踊っています



かわいくてかわいくて

初めて連れて来たときは、まだ首がすわるかすわらないくらいで、抱っこでした。

次に連れて来たときは、危なっかしく歩いてました。

次の年は盆踊りの輪の中に手を繋がれてやっと入って、次の年にはどうして踊るのか分からず・・・。

そして、今年、やっと一人で踊ることが出来ました

帰ってからも大満足で、ご機嫌でずっと歌ってました

なんだか大きくなったな~。

来年はもっと大きくなって、しっかり踊れるんだろな・・・。

きっとそうやってずっと続いてきたお祭り。

私もそうやって大きくなったんでしょうね。

薬師祭りが終わると秋がきます。

日々の忙しい合間、心がとても和んだ週末でした




本日のくらしのうつわ

肉じゃが