くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

TEIBAN展 2日目

2011年09月09日 20時33分30秒 | 炎の味がま
東京新宿にて、TEIBAN Japan classico 信楽展、2日目が無事終了しました

窯元14社が信楽を出て、東京へ。

普段、土や窯と向き合って生活している信楽の窯元たち。

自分達がどんな思いで仕事をして、どんな思いを繋げていきたいのか・・・

とことん自分と向き合い、とことん自分を表現しています。


この東京の大舞台。

私たち田舎ものには、少し不慣れですが、一生懸命お伝えできればいいです



展示会が始まって、2日目です。

昨日始まった当初、みんな緊張していましたが、だんだんなじんできて、お客様の生の声を聞いています。

私は Salon du グータン を意識したテーブルと


従来の炎の味がまの品物を意識したデーブルを見てもらっています。


どちらも、興味を持つ年齢層や、雰囲気の個性の違いを感じます。


それぞれ、ご意見や共感の感じが違い、直接お話しをさせていただくことで、今後の課題や自信を得られます。

作り手と使い手が繋がる瞬間を目の当たりにできて、毎日足はパンパンになるけど、充実しています


東京のど真ん中。

信楽を感じる空間をつくるために、みんなが自分だけではなく、周りの雰囲気やディスプレイ、ちょっとしたことまで、意見を出し合って、いい雰囲気でやってる感じです。

普段、信楽にいると、こんなことまで話ししないのに、東京に来ると仲間意識が急に出てきて、ライバルでもあり、同士でもあり・・・


東京に来てよかったです

お客さまから得られること。仲間から得られること。

信楽にたくさん持ってかえります。


TEIBAN展、ちょうど折り返し地点のあと2日。


東京新宿で、一人の力ではなく、みんなで信楽を表現できればいいな・・・


もう少し、東京でがんばります



本日のくらしのうつわはお休みします