くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

2011年の出来事

2011年12月31日 14時03分03秒 | 日記
2011年も、いよいよあと数時間ですね。

今年は、本当にいろいろありました。

今年始めたこと、たくさんあります。


Salon du グータンの開設。

グータンは、去年の今頃、私が企画書を握りしめて講師のMさんのところに緊張しながら、尋ねました。
今から思えば、すごい勢いだったかな

けど、その勢いのおかげで、さちさんはじめ、びびんばさん、もっち、本当にたくさんの方のおかげで、5回のお料理教室、3回の夜グータン、2回の屋台。
どれも、ぶっつけ本番、やってみないと分からない状態での開催ばかりでしたが、女子パワーの凄さと勢い、そして皆さんの優しさに感動の連続でした。

仲間の大切さ、人との繋がり、責任感、信念、自分と向き合うこと…言い切れないくらいの事、何事にもかえられないくらいの経験をしました。

まだまだこれから!

グータンの挑戦はまだまだ続きます。

皆さん、よろしくお願いします



公益社団法人水口青年会議所入会。

お声がかかったのは、今年の春頃でした。

これも、また勢いで入会

何でもやってみないと分からない!と思い、またこれも「今」しか出来ないことだと思いました。

案の定、世間知らずの私は知らないことばかりで自分の未熟さを目の当たりにすることばかりでした。

ここでも知り合うはずのない方とたくさん出会い、本当にかけがえのない経験をしています。

来年はいよいよ私も新人の枠から出て、会員拡大交流副委員長として、責任を持って行動することになります。

まだ知らないことばかりですが、メンバーのみんなにいろいろ教えてもらって、やるからには一生懸命頑張ります!

世界は広い。知って損することなんてひとつもない。



TEIBAN展。

ブラッシュアップミーティング、ブランド構築、聞き慣れない事ばかりで、本当にとことん自分と向き合うことをしないといけない時間がたくさんあり、悩み、苦しみ、涙した、これもかけがえのない経験でした。

来年2月には、またTEIBAN展開催します。

本当は逃げたい日々がたくさんありますが、今の悩みや苦しみがきっといい形になるまで、とことんやり続けていかなければいけません。

やると決めたからには…

ブラッシュアップも足りず、磨きあげていく課程を見てもらうのもTEIBAN展ならではのこと。

たくさん恥かいて、失敗して、また涙して、磨きあげていきたいです



茶道。

去年の暮れから始めて約1年。

奧の深さに驚きながら、先人の偉大さを目の当たりにしました。

お作法、お点前、お道具、お茶室。

すべてに意味があり、すべてはお客さまのおもてなしのためにある。

人の気持ちとその季節が分かっていないと出来ないことです。

けど、難しいことではなく、お客さまの気持ちが分かれば自然に出来るもので、いかに人の気持ちに気付かずにいたか…。

いつでも、どんな時でも相手の気持ちを汲み取る大切さを学びました。

自然に身に付くまではまだまだ時間はかかりますが、少しずつ身に付けて、いい女いい人間になっていきたいです。



ブログ。

このブログを開設して、約半年。

自分がブログを書くなんて、1年前は想像もしていませんでした。

けど、やって良かったです。

ブログを書く事によって、物事を深く見ることが出来ます。

何より、新たに人との繋がりが出来ました。

ブログを通して、本当にたくさんの人や物と出会い、向き合い、これもかけがえのない経験でした。

アップ出来ない日もたくさんありますが、いつまでも続けていきたいです。

ブログを教えて下さった、さちさん、本当にありがとうございます。

また、教えて下さいね。


激動の2011年。

撒いた種にたくさんの実がついていくよう、来年も頑張ります。

今年も「ありがとうございました」を言いたい人がたくさん増えました。

暮れにたくさんの別れもありました。命には限りあります。

「今」を一生懸命。過ぎた時間は戻りません。

大切な時間をどう過ごすのかは、自分次第です。


来年もよい年でありますよう、頑張ります!

来年もよろしくお願いします。

よいお年を。






2011年度 水口青年会議所卒業式

2011年12月28日 18時51分25秒 | JC
12月21日(水)、公益社団法人水口青年会議所の2011年度卒業式が行われました。


本来ならば、11月度例会に卒業例会として、開催される予定でしたがメンバーの逝去もあり、開催が延期となっていました。

本年度中にどうしても開催することになり、急遽決まった卒業式でした。

私たち、新入会員のアトラクションも本来ならば、11月にお披露目でしたが、暗礁に乗り上げた形でいました。

7月頃から、みんなで集まり準備を進めてきました。







演目は、「マトリックスピンポン」です。

人数的にも厳しい状態でしたが、みんなで役割を決めて、小道具を作り、動きやストーリーを考えて、仕事以外でこんなに話し合ったり、作業したりすることは、久しぶりでした。

楽しい時間が流れていました。

そんな時の卒業例会延期の決定。

みんなの気持ちは途切れてしまいました。

そして、突然の開催決定。

途切れた時間と気持ちをどうすればいいのか。

全員集まらないこの状況をどうすればいいのか。

ずいぶん悩みましたが、今までの練習と作業に費やした時間、そして卒業生のために私たちが出来ること、何よりアトラクションを披露する経験は二度とないことを考えると、やはりやらないわけにはいかない。

全員が同じ気持ちでした。

委員長や専務理事に相談をして、みんなの力を借りることにしました。

練習再開です。



少ない時間の中、集まれば、やっぱり楽しい時間が流れました。


やってきた本番当日。

失敗の連続でしたが、やってよかったって心から思いました。

どんな時でも、「今」しか出来ない経験はあります。

どんな状況でも、方法はいくらでもある。

やっぱり経験に勝るものはありません。

失敗してもいい、どんな事にも、たくさんの経験を積んでいきたいです




本日のくらしのうつわ

ウインナーと野菜煮






12月のお稽古

2011年12月24日 13時37分29秒 | 日記
先日、お茶のお稽古に行ってきました。

12月のお稽古、今年最後のお稽古です。



掛軸には「萬歳萬歳萬萬歳」と書かれ、これは、この一年無事に過ごせて万歳という意味だそうです。

この日のお手前は、「ながしだて」と言われるお手前です。

年末の忙しい時期に、少しでも時間が省けるようにとのはからいで、少し簡略化したお手前でした。

忙しい時期でも、少しの時間をさいてのお茶室はまた格別の時間が流れいます。

どんな忙しくても、少しの気持ちのゆとりは大切だと思います。


お茶のお稽古に来て、一年がたちました。

一年前、何も知らない状態の私に、先生は親身にいろいろ教えて下さり、本当に感謝しています。

お作法だけでなく、季節のもの、そしてお客様や人に対するおもてなしの気持ちなど、本当にたくさんのことを教えてもらいました。

茶道は、日常に役立つことが本当に多く、知らなかったことの多さに驚いています。

けど、きっとどんな作法でも、一番大切なのは気持ちです。

お客様が気持ちのいい状態でいてもらえるために、自分がどう振舞えばいいのか、少し考えれば答えは見えてきます。

相手の気持ちになって考えてみる。

日常でも多々あります。

心からのおもてなしが出来れば、きっと相手にも伝わります。

人と人。

難しいようで、実は簡単なのかも知れませんね


とはいえ、まだまだ茶道のお作法やお手前はひよこ状態です

来年はもう少し、身につけていきたいです



本日のくらしのうつわ

せんまい煮




しがらき冬まつり

2011年12月19日 23時44分25秒 | グータン
12月17日(土)しがらき冬まつりが開催されました

Salon du グータン も急遽出店することになり、先週の国際交流フェスタにひき続き、陶板焼フランクフルトと土鍋で炊いた豚汁をしました







おかげさまで、大盛況で、早々に売り切れてしまいました。

お買い求め出来なかったお客様、申し訳ありませんでした。次回はもう少し準備しておきますね。


それも、これも、この極寒の信楽で、外での夏の縁日のようなお祭り。

金魚すくいあり、かき氷あり、花火あり、の寒さに負けない元気なお祭りです。

紫香楽太鼓やござれgoshu、バンドなど、ステージでも元気いっぱいのパフォーマンスで、寒さなんて感じないくらいの熱気でした

いつの間にか恒例になってきた「しがらき冬まつり」

寒いとなかなか外へ出て動くことなんてしません。

冬の信楽。

こんな楽しいこともあれば、寒くて長い信楽の冬もきっと楽しんですごせることでしょうね

楽しむ気持ちがあれば、どんな冬も乗り切れます





本日のくらしのうつわ

ニラ玉子




2011年度第3回通常総会

2011年12月16日 22時34分40秒 | JC
12月14日(水)水口町あいこうか市民ホールにて、公益社団法人水口青年会議所の、2011年度第3回通常総会が行われました。

本年度と次年度がちょうど入れかわる時期、水口青年会議所もいよいよ交代の時です。

理事長の挨拶から始まり、総会議題、そして卒業生への卒業証書授与、理事長バッチの伝達式などが行われました。

「未来は常に不確かである。なぜならそれは青年の志次第だから。」

本年度理事長所信の書き出しです。

私はこの一文が好きでした。この言葉にはっとしました。

確かにその通りです。

自分達が未来を作っているのだと思います。

「志」

私には、そんなたいそうなことは、あまり分かりませんが

きっと、今が未来を作っているのだと思います。

今の気持ちがきっといつかの未来に繋がっています。

思いを形や行動に表して、自分の未来に繋げていきたいです

ひとり一人が幸せな未来を想像して思うと、きっと未来は幸せになると思います。たくさんの気持ちが重なれば、たくさんの人が幸せになれるはず。

「こんな時代だからこそ、出来る事もあります。」

とりあえずは、やっぱり日々の地道な努力しかないのでしょうが

とりあえず地道に頑張っていきます

未来を確かなものにするために。




本日のくらしのうつわ

サラダ



Salon du グータン in 国ふぇす2011

2011年12月12日 20時52分39秒 | グータン
昨日12月11日(日)水口碧水ホールにて、甲賀市国際交流協会主催の「国ふぇす2011」が開催されました。


風は冷たかったけど、お天気も良くて、日差しがあると、外でも大丈夫でした

Salon du グータン は、初の屋台出店で、信楽焼陶板焼フランクフルトをしました



信楽焼の陶板で焼いたフランクフルトは、遠赤外線効果で、中はじっくり、外はカリカリに焼けます



私も試食したのですが、本当に美味しい

若い男の子達が、何回も買いに来てくださいました

本当に信楽焼は素材の味を引きたさせてくれます


いつもグータンでお世話になっている、びびんばさんです。



今日はバーレーンの民族衣装で司会です

とてもお似合いで、素敵でした


この日は国際交流ということなので、たくさんの外国の方が来られてました。

私の唯一の国際交流は、並びのブースで出店されていましたインドカレー屋さんでした。

ここの、手作りナンが最高に美味しくて、焼きたてです





カレーもこだわりカレーで、さすがB級グルメ上位の味でした



いつものグータンメンバーが、この日はみんなで売り子です。

少し寒かったけど、とてもいい経験でした。

話の中で、「去年のFMしがらきからずいぶんいろんな事をしたね」と。

ちょうど一年前、グータンは誕生しました。

この一年、それぞれがいろんな経験をして、またスキルアップをしたいとみんなが思っています。

たくさんの経験と、仲間の会話から、また新しい自分が発見できる。

そんなグータンであり続けたいと思っています。

私もみんなに負けないように・・・グータンに置いていかれないように、頑張ります

屋台での経験。またひとついい経験をしました。





本日のくらしのうつわ

豚肉と白菜煮












国ふぇす 2011 in KOKA

2011年12月10日 00時14分23秒 | グータン
今週の日曜、12月11日(日)甲賀市国際交流協会主催の、「国ふぇす2011inKOKA」が甲賀市水口の碧水ホールで開催されます

国際交流ということで、各国からたくさんのブース出店やステージパフォーマンスが行われます。

しがらきSalon du グータン も、日本代表として、出店いたします

信楽焼の特色を生かしたもの、いろいろ考えましたが、屋台ということで、信楽焼陶板で焼くフランクフルトを出すことに決まりました

陶板の遠赤外線効果で中までじっくり火が通り、カリっと香ばしく焼けます。

初のSalon du グータンin屋台です

未体験なことがたくさんありますが、国際交流のお祭りの場なんで、おおいに楽しんで来たいと思っています


ステージの方では、グータンでとってもお世話になっているびびんばさんが司会を勤められます。

この日のために、尽力され、国際交流と餃子をこよなく愛されている方です。

食べる国際交流、見る国際交流、触れる国際交流。

たくさんの異国が一同に集まり、交流出来る年に一度の時間です。

ぜひ、グータン屋台デビューとともに、国際交流しに来てくださいね

私も普段触れられない異国文化、食文化に触れてきます

「国ふぇす」まで、あと少し実行委員会の皆さん、頑張ってくださいね。

私も楽しみにしています




本日のくらしのうつわ

温泉豆腐



リレードセレモニー

2011年12月08日 22時24分07秒 | JC
昨日、草津エストピアホテルにて、公益社団法人日本青年会議所 近畿地区 滋賀ブロック協議会の2011年度リレードセレモニーが開催されました。



リレードセレモニーは、本年度の役員さんと次年度の役員さんが引き継ぎをするセレモニーです

この時点で実質、本年度の大役が終わりますと同時に、次年度が本格的に動きだします。

私は、来年滋賀ブロック出向になり、アカデミー委員会に配属されました。

昨日は委員会も行われました。




アカデミー委員会は、新入会員教育のための事業をします。

委員会メンバーもほとんどが新人達です。

LOMの外に出ると、同じ立場の人達がたくさんいて、何も知らない自分でもほっとします

委員メンバーも事業を計画していくうちに、たくさんのことを学ぶことになります。

設えていく中で学ぶって、本当に貴重です。

しかも知らないことでも恥ずかしがらずに、聞けるし、丁寧に教えてもらえるので、この委員会は、なかなかいいです

そんな滋賀県各地から集まった新人委員達の事業は5月に予定しています。

どんなことが出来るのか、楽しみです



さて、セレモニーでは本年度滋賀ブロックの会長さんから、次年度の会長さんへバトンタッチです。

重役から開放された気持ちと、達成感で感極まれておられました。

滋賀県JCの代表として、会員全員の気持ちを一心に背負われていたのでしょう。

本当にお疲れさまでした。


滋賀ブロックでもそうですけれど、水口JCも来年度の動きが活発になってきています。

来年は拡大交流委員会の副委員長として、頑張ります。

まだ何をしていいのか全然分かりませんが、委員長がきちんと動けるよう、しっかり勉強していきたいです。

人生のうち、この経験もまた二度とない経験だと思います。

「今」しか出来ないことを大切にしていきたいです




本日のくらしのうつわ

里芋煮








結婚式の記念品

2011年12月06日 01時04分16秒 | うつわ
このブログを見てくださっている方から、ご依頼がありました

友人の結婚式の2次会の記念品を作っていただきたい。とのことでした。

聞けば、結婚式は石垣島で済ませられ、地元で披露パーティを開催するとのことでした。

S川さんと言う方で、白地に川が流れているような感じで仕上げてほしい。

・・・・・う~ん



あれにしよう


白地に青ガラスを散らしたカップにしました。


こんな風に、ご依頼主のイメージが出来ていれば、作り手としては、そのイメージが伝わってきます。

何より、この友人のご結婚を祝福する気持ちがすごく伝わりました。

だから、私もイメージ出来たんだと思います。

実際の品物はイメージに沿って出来上がってたかは、分かりませんが、私なりの表現でした。

贈る人の気持ちが、作り手に伝わって、贈られる人まで届くと何よりです。

私は重要な仕事をしているのだと改めて思いました。

伝えているうちに気持ちが途切れて、贈りものの価値を下げてはいけません。

ほんの少しずつのコミュニケーションだけでいいのです。

大切なことは贈る人の気持ちを伝えることです。


これからも、こんなうつわ作りをしていきたいと思っています。



記念品と一緒に信楽の私の先輩でもあるカエル専門の「シクヤ製陶所」さんのカエルも贈られました。

引き取りに来てくださる30分ほど前に窯出しされて、熱々の状態で持ってこられて、あまりのかわいさに感激して、思わず撮ったカエルさんたちです



新郎新婦の特徴を細かく取り入れて、カエルの置物になりました


こんなカエル見たら、ご本人さん達は感激ですね


思いを形にする。この技術は本当にすごいです。

こんな職人さんが信楽にはたくさんいます。

それがきっと信楽ですね


この思いを伝えてくださった、Y氏さん。


ありがとうございました。





本日のくらしのうつわ

牛すじ大根





第2回TEIBAN展始動

2011年12月03日 20時52分39秒 | 炎の味がま
今年の9月に東京新宿OZONEで開催された「TEIBAN Japan Clasico 信楽展」の第2回開催が決まりそうです。

開催が終わってからも、ミーティングを重ねてきました。

ブラッシュアップも忘れずに


第1回の時、実は自分の不出来を実感して、東京で悔しくて泣いていました。

あれから、3カ月。

何が自分に足りないのか。何を伝えたいのか。何を表現できるのか。

・・・・・・頭で考えても、答えは出てきません。

本当に自分は何がしたいのか。

答えが見つかるまで、やっぱりやるしかないのです。



今から、TEIBAN展まで、あまり時間もありません。

やっぱり、自分に「今」出来ることしか、出来ないけれど、挑戦することを忘れずにやりたいです。


第2回TEIBAN展の開催が正式に決まりましたら、またお知らせします





本日のくらしのうつわ

小松菜と油揚げ