くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

十五夜

2011年09月13日 19時58分52秒 | 日記
昨日の名月、皆さんはどこで見られましたか?

私は、茶道の先生にお月見お茶会によんでもらいました


うさぎとすすきの月見団子がすごくかわいかったです


今日は特別なお茶席なので、お濃い茶をいただきました。

いつものお作法とは少し違います。

生徒さんみんなで、先生の点ててくださったお濃い茶をいただきます。

お正月などでしか味わえない特別な味を楽しまさせていただきました



お茶が終わると、先生お手製のお月見弁当

これが、またおいしくて



旬の味覚を存分に楽しまさせていただきました

その季節に、季節のものをいただける・・・これも贅沢ですよね

味覚で季節を感じることが出来ました


そして、お食事も終わり、外へ出ていよいよお月見です

夕方からずいぶん曇っていたので、少し心配しながら外へ・・・

やっぱりちょっと曇っています。幸い薄い雲でしたので、時折満月が顔を出すたびにみんなからの歓声が

外でみんなで座ってお茶をいただくころ、すっとお月さまが顔を出しました


ゆっくりとした時間が流れます。

虫の音しか聞こえない環境で、外で座ってお茶をいただきながらお月見
本当に贅沢な時間でした。

前日まで東京にいたせいか、信楽の夜はとても静かに感じます。


いつも季節や大切なことを思い出させてくれるお茶の時間は本当にありがたいです。

言葉では伝えられないことも、たくさんありますね。

空気や匂いや音・・・昔の人やこれからの人、世界中の人が、また月を見て何か思い出すことができるでしょうね




本日のくらしのうつわ

千葉の梨