くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

有田の陶器まつり

2013年05月21日 01時03分50秒 | 日記
先月のことですが、九州は佐賀県、有田の陶器まつりに行ってきました。

全国一の規模を誇る有田陶器まつり。

有田駅から上有田駅まで約4キロ、商店街などを利用して歩行者天国の道のりです。



人、人、人。

この調子で4キロの道が人でいっぱいでした。

どのお店も見応えあって、楽しい街並みになっていました。

さて、人ごみを抜けて高台の神社を見つけて一休み。



新芽の緑とつつじのピンクがとっても綺麗でした。

階段をさらに登ると鳥居が。



なんと有田焼の鳥居です。

境内のあちこちにいろんな物が有田焼で施されていました。





地域地が誇る有田焼。どこの地域へ行っても想いは同じです。

伝統あるものを受け継いで、残していく。

改めて感じました。

たまに他の産地へ行って違う角度から「やきもの」を見ると、また大切なものを感じることが出来ます。

最後に有田焼発祥である陶石が発掘された場所へ行って、地球が残してくれた産物を見ました。



自然がくれた物を大切に、またうつわづくりに励みます


本日のくらしのうつわはお休みです。

作家市2013

2013年05月06日 23時41分57秒 | うつわ
久しぶりの投稿です

みなさまご無沙汰しています。季節はいつの間にか春になって、GWも心地良く過ごせましたでしょうか?

私は毎年恒例の信楽の陶芸の森で行われる「作家市」に出店しておりました。



初日は季節はずれの寒さで、だいぶ寒い思いをしましたが、だんだん暖かくなってきて、最終日の5日には快晴で暑いくらいでした。



期間中、甥っ子の子守りをしながら、のどかで自然いっぱいの信楽の空気を満喫していました。・・・って言ってもいつも信楽ですけど

けど、バタバタと工場仕事している風景ではなく、やっぱり芝生の上では解放感があって、楽しくうつわと向き合えます。こんな時間はとっても大切なんです。
お客様の気持ちや要望を確認しながら、自分の作った物に責任を持って売ることが出来ます。

期間中、たくさんの方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。

お買い上げいただいたうつわは、きっとそれぞれの「くらしのうつわ」になっていきます。

「去年買ったけど、毎日使っています。」

その一言が、一番の褒め言葉なんです。

使えば使うほど、「くらしのうつわ」となっていきます。

また、明日からそんなみなさまの「くらしのうつわ」を作っていきます



本日のくらしのうつわ

サツキマスのマリネ(by海のさち)写真拝借しました


2013年あけましておめでとうございます 

2013年01月01日 17時25分31秒 | 日記
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。

さて、始まりました2013年。

仕事にJCに追われまくった怒涛の2012年もあっという間に終わってしまいました

時間に追われ過ぎると、心の余裕は途端になくなり、たまに自分自身すら見失う事もあります。

2013年はもっと余裕を持って・・・。と行きたい所ですが、やっぱりそんな訳にもいかないようで。

この年越しすら、(公社)水口青年会議所のホームページアップ作業に追われておりました

なんとか2012年から2013年度版に更新出来たのですが、これからの一年、更新作業と取材の日々になりそうです。

同時にフェイスブックページも開設いたしましたので、良かったら見て下さいね


ここ最近JCのおかげで、いろんな事を掘り下げて考える事が多く、たくさんの事に気づかされます。

直面することは、私はいつも誰かに頼っているってことです。

上手くやり遂げているように見えますが、何かと結局誰かに頼っている・・・。

だから最終決断が出来ない。ってことです。

今年は、もう少し自分に余裕を持ってぶれない想いで一年過ごしていきたいです。

もっと自分構築していかないと・・・。

まだまだ勉強の年になりそうですね。

みなさま、今年もよろしくお願いします



本日のくらしのうつわ

数の子





気が付けば年末

2012年12月30日 00時01分53秒 | 日記
みなさま、本当にご無沙汰しております。

9月30日に「くらしのうつわ」ブログを更新して以来、何もなかった訳ではございません。

むしろ、たくさん・・・本当にたくさんの出来事があって、ありすぎて書ききれませんでした。振り返る間もなく、気が付けば年末。もう今年もあと2日ではありませんか

そろそろ2012年を振り返ってみてもいい頃ではないでしょうか。

この一年、何がってやっぱり時間的にも気持ち的にも大きかったのは「JC」です。そう、青年会議所関係もろもろ。

うつわ作りの仕事もいつになく忙しかったのですが、それ以上に気持ちが「JC」にいっていました。

慣れないこと、楽しいこと、何より人の繋がりの多いこと。

新鮮では済まされない時期にきています。

と言いますのも、来年2013年度は(公社)水口青年会議所の広報委員会、委員長を担うこととなりました。

ですので、全てが新鮮だった頃のスタンスで物事をとらえていると委員長としてはダメです

物事、出来事、人の気持ちをしっかりとらえて伝えていかないといけません。

どうすれば・・・・・・・・・・・・。

ずいぶん、いろいろ悩みました。いろんな人とたくさんお話をしました。会議で意見言われて、黙りこむことしかできませんでした。

けど、結局は「答えは自分の中にある。」

自分とたくさん向き合いました。

仕事以外で、こんな悩むこと、あり得ません。

たかがJC。されどJC。

経験しないと分からないことっていっぱいあります。

嫌でも2013年はやってくる。

あと3日したら、私は広報委員会委員長として、水口青年会議所を発信しなくてはいけないのです。

今になってようやく気持ちがついてきてる気がします。

ブログをスリープしてた約3か月。いきなり、いろいろ書いてしまってすみません

とりあえず、やっと前に進める準備が出来てきてるように思います。

長い人生で、こんな経験出来るのもきっと一回きり。

せっかくなんで、頑張ります。

・・・とりあえず今現在は最初の仕事であるホームページの作成に追われています

まだまだ安心して年を越せそうにありません・・・。




本日のくらしのうつわ

ごぼうサラダ



一夜城プロジェクト~よみがえれ水口岡山城~

2012年09月30日 19時15分05秒 | JC
9月29日(日)、(公社)水口青年会議所9月度例会まちづくり事業、一夜城プロジェクト~よみがえれ水口岡山城~が開催されました。

本年度のまちづくり事業は、みんなで城を作ろうってことで、お城作りに・・・。

とはいいますが、そんなに簡単なものではございません

9月29日に完成させるために、市民の皆様の手を借りて、毎晩毎晩の作業です。

8月の初めにオリエンテーションが行われ、約2ヶ月間、いつもの青年会議所事務所は、たくさんの城作り仲間が行き来し、賑わっていました。
本当にたくさんの人の手により、作りあげられたお城。

ようやく形になりました



完成当日は最後の石垣作りを山頂で行います。



当日は台風接近中でしたが、お天気も大丈夫で、山頂にもかかわらずたくさんの方が参加して下さいました。



下から見えていたので・・・。とか、水口岡山城に熱い思いのある方だとか、いろんな方とお話ししながら作業を進めていきました。

この水口岡山城は豊臣政権下で築かれましたが、関ケ原の戦いで西軍に属していた長塚正家が降伏して、廃城となったお城です。

歴史の深いこのお城に思いをよせる方も多く、岡山城の完成を楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいます。

いろんな人たちの手により、ついに完成。

廃段ボール約12000枚を貼り合わせ、幅17メートル、高さ18メートルの骨組みに貼り付けていきました。



さまざまな思い出でいっぱいです。



夜のライトアップを待ちます。

日も暮れて、市民お皆さんとメンバーも下山し、ライトアップされたお城を思い思いに見上げます。




一晩限りのお城ですが、それぞれにいろんな思いがあると思います。

それぞれの町にはそれぞれの歴史があり、残すもの、残さなければならないもの、あると思います。

形は違うけど思いはどんな町でも人でも同じだと思います。

語り継いでいくこと、簡単なようで難しいかもわかりませんが、少しずつの想いで簡単なものになるのかもわかりません。


ひと夏の思い出、「一夜城プロジェクト」

熱い思いでいっぱいです。




本日のくらしのうつわ

ミックスフライ