俺はピースケ。孤独な戦士。
ロトの鎧を装備した俺は、ロトのしるしを探すべく、ローラ姫の愛を片手に、フィールドを歩き回った。
メタルスライムがあらわれた! メタルスライムはいきなりおそいかかってきた! メタルスライムは逃げ出した!
・・・早っ!!
ローラ姫のナビゲーションを頼りに、「ラダトーム城まで北に140、西に80」の場所を目指す。
そして、辺り一面毒の沼地の場所にたどり着いた。
あ・・あの・・・。ここにあるんすか?
「ピースケ様をローラはお慕いもうしております。」
姫!姫の愛は・・・姫の愛は、私にこんな・・・こんな、毒の沼地を歩き回れと言うのですか!?
「ピースケ様をローラはお慕いもうしております。」
あ~そうですか・・・。分かりましたよ、探せばいいんでしょ、探せば。(←逆切れ)
おうじょのあいを使おうとしたら、くそプレーヤーの操作ミスで、まほうのカギを使おうとしてしまった。
そこには とびらがない!
そんなこと、分かってらあ!(思いきり、フィールドです。)
ローラ姫の助けもあり、俺は無事、ロトのしるしを手に入れることができた。
次の目的は、前に、「しるしが無いなんて愚か者じゃバカタレ~!」(要約)と言われた、あのほこらだ。
ピースケはロトの印をにぎりしめた。 ピースケの全身に勇気がみなぎってきた!
よし・・・。もう、俺を愚か者なんて言わせねえぞ。
聖なるほこら
おい、じいさん!ロトのしるしと雨雲の杖と太陽の石、持って来たぞ!もう、文句はねえだろ!?
「偉大なる勇者ロトの血を引く者よ!今こそ、雨と太陽が合わさる時じゃ!」
な?俺って偉大だろ?愚かじゃないだろ? (おじいさんが「偉大」と言ってるのは、ロトです・・・。)
「おお神よ!この聖なる祭壇に、雨と太陽を捧げます。」
雨雲の杖と太陽の石が消え、代わりに、美しい液体があらわれた。
手品かっ!?
「さぁ、祭壇に進み、虹のしずくを持っていくがよい!」
ああ・・・。あれを取ればいいのね?
虹のしずくを手に入れた!
じいさんよ。前に俺を愚か者って言ったこと、謝ってくれよ。
「ピースケよ。ここにはもう用はないはず。さぁ、行くのじゃ。」
うわ・・・。つめてぇな~。
俺はピースケ。孤独でかつ、ねちっこい戦士。
つづく。
~プレーヤー鮎華によるあとがきっていうか解説?~
最近のドラクエは、メタル系モンスターに先制された場合、そのターンに逃げることは無くなりましたが、この頃のメタルちゃんは、「いきなり襲いかかって来た!→逃げ出した!」っていうことがよくあります。
「おそいかかってねーじゃん。」と、何百人ものドラクエユーザーがツッコミを入れたことでしょう。(笑)
ピースケは、毒の沼地を歩くことをぶつくさ言ってますが、実際は、ロトの鎧を装備しているため、ダメージは受けてません^^ しかし・・・。何で、こんな所に落ちてるんでしょう?^^;
さて。次回こそ、竜王の城でございます。佳境ですね。 → 第13回