鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

昭和四十年代の鳥海山

2023年12月20日 | 鳥海山

 国定公園になってからの鳥海山絵葉書。そこに書いてある案内図が面白い。

 国定公園に指定されたのが昭和三十八年、ブルーラインが秋田県側、山形県側開通が昭和四十八年なのでこの葉書はその間のものということになります。

 小砂川からの登山口も載っています。清吉新道は昭和三十三年にできたので載っています。二ノ滝口登山道は昭和七年、ただしこの案内図を見ると登山道は二ノ滝沢右岸沿いに上っています。そのころは一の滝へ下り、二ノ滝へ行く道はなかったそうです。

 ソブ谷地小屋もまだ載っています。ソブ谷地小屋から滝の小屋へ向かわず直登する道は池昭版山と高原地図鳥海山1976年には載っていますが廃道扱いです。

 絵葉書には珍しいポジションからの撮影です。


杉沢 熊野神社

2023年12月17日 | 鳥海山

 杉沢に用事があったので帰りに熊野神社まで。熊野神社は鳥海山一合目。かつては鳥海山二之王子熊野権現といわれ鳥海修験順峰修徒入峰の二之宿でした。朝の二時ころに蕨岡の宿坊を出立した道者は先達に導かれまずはこの二の王子に参詣します。

 見るからに寒そうです。今日は今年一番の荒れ模様。いよいよ本格的冬到来です。

 摂社も冬囲い。

 夏には杉沢比山と言われる番楽が舞われるところです。ここから先今は歩く人もほとんどいなくなった蕨岡口登拝道です。


人の不幸は蜜の味

2023年12月15日 | 鳥海山

 鳥海山を取り巻く豊かな自然を売り渡しておこぼれにあずかるつもりの方々がいらっしゃるのでしょうね。(”いらっしゃる”を”おらっしゃる”と覚えている人もおらっしゃいました。)人の不幸は蜜の味とはよく言ったものです。

 巨大風車を建てようとするところは現に漁場となっています。漁業に携わる人で賛成する者は一人もいません。先祖から受け継いできた漁場は子々孫々残していかなければならないと漁師の方々は語っています。

 


中古パソコンで遊ぶ

2023年12月12日 | 兎糞録

 CPU i7-4790、メモリ16GBで何と送料込みで6,500円。ただしHDDなし、本体一部擦り傷あり、ジャンクということで。BIOS起動の画像はあったのでこれは使えそうと。CPU i7-4790はそれほど新しいものではないけれどそれでも中古相場が数千円。面白半分に購入して様々に改造。どっちにしても今使っているのも中古、新品は高杉晋作なんで買えませんから。

 外観と中はこんなもの。これに手持ちのメモリ2枚追加。ドライブは三台取付できるのでメインにSSD1TB、データ保存に500GのHDDを二台取り付け。HDD一台はフリマで取付ねじ4本買う値段で程度が良いものがものがあったのでそれを追加で購入。ディスクドライブは手持ちの3.5インチBlu-rayドライイブ1台と5.25インチBlu-rayドライイブ1台の計二台取り付け。ディスクコピーが一台のパソコンでOK。

 さあそうなると次はSATA拡張ボードとUSB3.0拡張カード 増設ボード、ついでに3.5インチベイ内蔵型カードリーダー/ライターも取付けです。

 Windows10Proはありますがこのパソコンはそれでもには対応していない、ところがそれでもWindows11にする手はあるのでOS もWindows11にアップデート。そうなるとグラボまで取付したくなってきます。別にゲームするワケではないのですが。ただし電源ユニットが320Wしかないので取付できるのはロープロファイルのグラボのみ。これも中古を取りつけ。

 年とってもまだまだ遊びたいもんですねえ。だからお金がたまらない。