国定公園になってからの鳥海山絵葉書。そこに書いてある案内図が面白い。
国定公園に指定されたのが昭和三十八年、ブルーラインが秋田県側、山形県側開通が昭和四十八年なのでこの葉書はその間のものということになります。
小砂川からの登山口も載っています。清吉新道は昭和三十三年にできたので載っています。二ノ滝口登山道は昭和七年、ただしこの案内図を見ると登山道は二ノ滝沢右岸沿いに上っています。そのころは一の滝へ下り、二ノ滝へ行く道はなかったそうです。
ソブ谷地小屋もまだ載っています。ソブ谷地小屋から滝の小屋へ向かわず直登する道は池昭版山と高原地図鳥海山1976年には載っていますが廃道扱いです。
絵葉書には珍しいポジションからの撮影です。
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