鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その63 白花唐打草(シロバナトウウチソウ)

2020年01月19日 | 鳥海山
白花唐打草 シロバナトウウチソウ バラ科 ワレモコウ属
 露出補正もしないで撮ったので白がとんでしまいました。あちこちで見かけるので逆に写真がほとんどありませんでした。しかしながら東北地方だけに生える植物だそうです。
 紅色の白花唐打草もあります。違う花かと思ったのですが、調べてみると鳥海山には結構色の違って見える白花唐打草があるようです。
 名前の由来を調べてみると、花が唐打ち紐に似ているからだという事です。唐打ち紐といっても男の方にはなじみがありませんが、着物で使う物のようです。山で見かけた花にこういった命名をするというのは昔の人々は今の人には及びもつかない教養があったのですね。高山植物の名前をカタカナで書いているだけではこういった面白さを味わう ことは永遠にできません。


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