鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その43 深山猪独活(ミヤマシシウド)

2020年01月05日 | 鳥海山
深山猪独活 ミヤマシシウド セリ科 シシウド属
 本当はもっと群生するのですが、寂しい写真しかありません。前にも書きましたが、セリ科の植物は似通っているのでもしかしたら間違って載せているのも結構あるかもしれません。当帰、川芎、皆似ています。
 結構背の高くなる植物で、茎が赤茶けています。
 八丁坂に多く見られます。はい、これも人気のない花です。
 ここに写真はありませんが、今は廃道となった、象潟口七五三掛の旧分岐から千蛇谷へ下る道の側には人の背丈を越すような猪独活がいっぱい咲いていました。

 この写真の下の辺りでしょうか。毎年補修しても次の季節には崩落してしまうので閉鎖されました。

 以前載せた写真です。千蛇谷から七五三掛へ戻る最後の所です。通ったことのある方いらっしゃいますか。丸太と足場パイプで補強してあるところはその前の年までは何もなくてほんと、おっかなかったですよ。もちろん、翌年には崩れました。この下の方は草も生えていない岩と土だけの斜面ですから。
 怖いもの見たさでもう一度歩きたいところですが、足を滑らせたら確実に命がないのでやめておきましょう。



コメントを投稿