鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その15 栂桜(ツガザクラ)

2019年12月23日 | 鳥海山
栂桜 ツガザクラ ツツジ科 ツガザクラ属
 ご覧のようにこの植物、岩の割れ目、岩棚が好きなようです。他の高山植物が生息できないところに繁殖場所を見出したのでしょうか。

 どちらもぼけた写真ですが、こういった岩の間が好きなようです。葉が栂に似て花が桜色しているので栂桜なのだそうです。やはりカタカナ表記では意味不明ですね。
 ツガザクラ属は雑種をつくりやすいと言いますが、鳥海山では栂桜と青の栂桜が近接して咲いているのは見たことがありません。栂桜は山頂のあたりの岩場、青の栂桜はより下の方の雪田地帯と棲み分けが出来ていると思うのですが。そのあたりは植物学者にお任せしましょう。
 栂桜の写真は全部ボケていました。
 これで鳥海山の植物の種類、手元にある写真整理した分のやっと半分です。鳥海山の植物専用のフォルダには同一種類の植物何枚もあるのですがとても全部は載せられませんのでそのうちの一部だけです。日光黄菅が一番多かったです。
 残念なことに同じツツジ科の岩髭(イワヒゲ)の写真がありません。例の仙ヶ洞、あるいは伏拝岳あたりにあるという事なのですが。康さんの「ひとりぼっちの鳥海山」にもイワヒゲを見に行く話が出てきます。


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