米欧回覧実記

　今日は市議補選の投票日でしたが「風力発電で地域活性化を推進します」なんて阿呆どもしか立候補者がいない。市町村合併で議員は膨れ上がっているんだから定数削減しましょうね。仕事先のおじさんも今回ばかりは初めて棄権する、と。そうでしょうね。

 

　これ通常は文庫本が流通しているのですが偶々見つけたのが単行本。老眼にはありがたいので買いなおし。オークションで競るものもなし、とてつもなく安く買いました。

 

　ここでなぜかエッフェル松川、ブライダルまさこ登場。

　御両名とも勉強はよくできた方のようですけど阿呆なのは間違いなし。でもなぜ米欧回覧実記と関係が？

 

　米欧回覧実記の冒頭に次の一文が書いてあります。

　「(書記官が)、久米邦武二人ニ命シ、常ニ随行シテ、回歴覧観セル所ヲ、審問筆録セシメタリ、是此書編集ノ本旨ニテ、即公務要件ノーナリ、若夫レ各使節、私ヲ以テ游観セシハ、緊要国ニ益アルコトニアラサレハ、一一ニ記入セス」

 

「若しそれ各使節、私を以て游観せしは、緊要国に益あることにあらざれば」と書いていますね。

　すなわち己の楽しみで観光したことなど国に益のある事ではない、とちゃんと言っています。150年前の人はエッフェルよりはるかに立派ですね。恥を知り政治の世界から退いていただきたい。

 

　ブライダルおばさんも収賄いたしましたと自ら語っているのと同じこと。語るに落ちたとはこのことよ、そなたも潔く身を引きなされ。