鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

行者嶽開山大神と赤瀧大神

2020年11月19日 | 鳥海山

 以前行者嶽開山大神のことを書きましたが、およその場所がわかりました。知っている人がいたのです。話を聞いて、なるほどそれでは誰も気づくはずがないと思いました。

 まだ行者岳から山頂まで通行できた頃の写真です。

 これも以前載せた写真ですが、ここを通らないと見ることができません。

 岩に掘られた「役ノ行者と鬼二つ」です。「影鳥海」という本の中では「行者岳内壁に彫り付けられた四体の石像」と書かれています。

 どこにあるかあえて場所は書きません。これはそっとしておきましょう。

 

 それともう一つ、大澤神社は滝が御神体ですが絵図を見るとお堂も書かれています。なのにお堂について書かれたものがないのです。

 実際の御神体は写真奥の滝ではなく、もう一つ手前にあるそうです。古絵図を見ると滝が2つ、奥が大澤神社、手前赤瀧大神となっています。蕨岡の古老の言うように拝所となっていたのは手前の滝なのでしょう。お堂が無いのは、雪で潰れてしまうため解体してしまったのだそうです。道理で写真も残っていません。

 

 何度も同じ話を、新たに知り得たことをまじえて書き直しています。これらは単に自分のための備忘録です。


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