鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その67-2 稚児車(チングルマ) 花穂

2020年01月22日 | 鳥海山
 稚児車(チングルマ)の名前の由来がこの花穂 。



 この形が稚児車(子どもの風車)ににていることからチングルマ 、とは言われていますが稚児車というおもちゃは存在しないのだそうです。稚児の舞い (チゴノマイ )が立山の方言 でチグルマイ→チングルマとなったというものです。稚児車説は牧野植物図鑑だそうですが、学者先生が言うよりこちらの方がいいような気がします。いずれにせよ、花穂を子ども、稚児という言葉で表すとはすばらしい言語感覚です。
 以下、たっぷりとどうぞ。
 ふわふわふわ私の踊りを見りゃれ。
 朝日を浴びて
 あっ、チンがくるまってるー!
 平坦地に群落で咲きました。
 どうしても岩が捨てがたい。
 ほ、ほ、ほ、ホ、ホ、ホ、穂、穂、穂、やっぱり私は綺麗。
 稜線を見ると河原宿の上のようです。岩に寄り添えないのが平坦地で群れを成しているのか。

 露、露、露


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