sugar ☆ style

甘くない人生にお砂糖を1つ。
a spoonful of sugar.

社交家息子の戦利品

2015-03-18 21:27:03 | 家族
赤ちゃんを散歩に連れて行きた~い!ベビーカー押して出かけた~い!
…と、分かりやすいお世話希望の兄さんイチと姉さんニコ。
まだまだ、1ヶ月健診でお医者さんが外に行っていいよ~って言ったらね、と待たせていたので、さぁもう行けるんでしょ?行こうじゃないか!いつ行く?どこまで行く?
…と、張り切ってくれています。(特に兄さんが)

いえ、おかまいなく…という気持ちなんですけども…


とりあえずここ2日ほど暖かいので、ニコのお迎えにベビーカーを押して出かけることにしました。
初日の昨日は、やれどっちが押すだの、順番じゃない時はさわるなだのと、もめまくりながら帰ってきましたが(迷惑なサン…しかし、ベビーカーに乗ったら即寝です)、今日は平和な帰路を辿れるように、兄さんと先に交渉しながら保育園に向かって歩いていた、そんな散歩中の出来事。

後ろからバイクが来たので端に避け、見ると新聞配達のバイクだったので、何の気なしに
「あ、あれ朝○新聞のバイクだったね。ちょうど夕刊の配達してるんだね。」
と言ったら…

「お~い!朝○新聞の人~!」


と、呼びとめる息子(汗)

「僕んち、朝○新聞とってるよ~!僕も小学生新聞読んでるよ~!」

こらこら、今、運転中ですから!お仕事中ですから!危ないでしょ?お仕事の邪魔でしょ?
と、母さんが話し続けている息子にストップかけると、とても気のいい兄ちゃんだったので
「ありがとう!読んでね!」と笑って返してくれました。

この臆さず誰にでも話しかける性格、絶対父ちゃん譲りだよなぁ…と思いながら、またてれてれ歩いていると、先ほどの配達のバイクがまたこちらに向かってきました。
あれ?さっき向こうに行ったのに、ずいぶん効率悪い配り方だなぁ…と思っていましたが、バイクはブィ~ンと我々に向かって来たと思ったら…

「あぁ良かった。はい、これ!」
と言って、ティッシュ3箱&洗剤2袋を、どんどんど~ん!と息子に手渡してくれました。
両手に抱えて絵的におもしろくなっている息子、「え~!ちょっと、これどうするんだよ~」と、自分でも笑っていましたが、さすがに危ないのでベビーカーのかごに入れさせ、新聞配達の兄ちゃんにお礼を言わせて別れました。

得な性格というか、なんというか…

一応、今は大人が一緒だからもらってもいいけどね?イチ1人の時に知らない人から物もらったらダメだよ?と言うと
「え?知らない人じゃないじゃん。だって朝○新聞の人でしょ?」
と。

いやいやいや、だけど、例えば宅急便の人のフリして家に入ってきて、実はドロボウだったりってこともあるかもしれないでしょ?
(ドロボウだったらまだマシなぐらいだけどね)
と、物騒なことも世の中あるんだということを伝えたつもりだったのですが

「え?どうやって?」
「変装できるの!?」
と、目がキラ~ン。

いや、そういう楽しい話じゃないんだけどなぁ…

母ちゃん、社交家の息子っちが犯罪に巻き込まれないことを願うのみです。