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【イタすぎるセレブ達・番外編】英ソフィー妃、護衛の警察バイクと衝突した高齢女性にお見舞いの言葉を送る


TechinsightJapan / 2023年5月13日 17時12分



エディンバラ公爵夫人ソフィー妃をエスコートしていた警察のバイクが、歩行者と衝突事故を起こした。この事故で80代の女性が病院に救急搬送されたが、重篤な状態だという。その後バッキンガム宮殿は声明を発表し、ソフィー妃が負傷した女性と家族に向けて「心からの思いと祈りを捧げています」とお見舞いの言葉を伝えた。

チャールズ国王の弟エディンバラ公エドワード王子の妻ソフィー妃をエスコートしていた警察のバイクが、歩行者と衝突する交通事故を起こしていたことが明らかになった。

ロンドン警視庁が発表したところによると、事故は10日午後3時21分、ロンドンのアールズコートにあるクロムウェル・ロードとワーウィック・ロードの交差点付近で発生した。

現場にはロンドン救急車サービス(LAS)とロンドンの航空救急が駆けつけ、負傷した80代の女性は病院に搬送されたのちに市内にある主要外傷センターに移送されたが、女性は重篤な状態だという。他の負傷者はおらず、現在は事故について調査が進められている。

その後、バッキンガム宮殿は声明を発表し「公爵夫人は、負傷されたご婦人とご家族に心からの思いと祈りを捧げています」とソフィー妃に代わって述べた。

そして「彼女は救急隊の迅速な対応に感謝しており、今後の進展を見守るつもりです。事故の調査が続いていることから、これ以上のコメントは差し控えます」と加えた。

現役公務を行う王室メンバーであるソフィー妃は、戴冠式の週末から翌週にかけて多忙な日々を送っていた。

6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式の礼拝では、エドワード王子とソフィー妃が長女レディ・ルイーズ・ウィンザー(19)と長男ウェセックス伯爵ジェームズ(15)を伴って出席。4人は馬車でパレードにも参加し、その後バッキンガム宮殿のバルコニーに登場した。

翌7日にはエドワード王子とソフィー妃が英サリー州のクランレイ村を訪問し、現地のストリートパーティに参加した。そして夜には、ウィンザー城で開催した戴冠式の祝賀コンサートに子供達と出席した。




8日は国民にボランティア活動参加を推奨する“ビッグ・ヘルプ・アウト”の日となり、エドワード王子とソフィー妃がロンドンの盲導犬訓練教室に参加した。

同日、バッキンガム宮殿が公開した戴冠式の公式ポートレートには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の隣にソフィー妃が並んで立っていた。

さらに9日には、バッキンガム宮殿でウィリアム皇太子が主催する伝統的なガーデンパーティが行われた。キャサリン皇太子妃、エドワード王子、ソフィー妃も出席し、8000人の招待客を歓迎した。

画像は『The Royal Family 2021年11月14日付Instagram「At the going down of the sun and in the morning」、2023年5月7日付Instagram「Wonderful to see so many people out enjoying their Coronation Big Lunch today!」、2023年5月9日付Instagram「8000 guests were welcomed to Buckingham Palace today for the second of the annual Garden Parties.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

外部リンク












5/12(金) 18:31配信


5月6日土曜日、ロンドンはウェストミンスター寺院にてチャールズ国王の戴冠式が行われました。70年ぶりの新君主の戴冠、そして王妃の戴冠もとなると、実は86年ぶりなんです。


英国でその模様を視聴したのは約2000万人。エリザベス女王の時(約2900万人)より少ないとはいえ、その伝統的で華麗なるセレモニーは世界中の注目を集めました。 

まずは何と言っても戴冠式イベントの会期中(5月6~8日)、気になったファッションについて。やはりと言うべきか、最も注目と存在感を放っていたのは次期国王ご一家。そしてキャサリン妃とシャーロット王女のファッションがとても印象的でした。 

なぜなら、お二人が同じブランドをお召しになっていたから! 日本のゴールデンウィーク期間中に8歳のお誕生日を迎えられたプリンセスですが、もうお母様と同じブランドをお召しになるほどに成長されたという証にも。 

というわけで、戴冠式イベント中の、超素敵な仲良し母娘スタイルについて解説します。    


キャサリン妃の戴冠式ドレスが、記念ポートレートでお披露目!




ドレス&ケープ/アレキサンダー・マックイーン 提供:Hugo Burnand/Royal Household 2023/Camera Press/アフロ


“ロイヤル・ヴィクトリア勲章”の最高位の勲章をお持ちのキャサリン妃は、戴冠式中ずっと、鮮やかなブルーのマントをお召しになっていました。それゆえに、中のドレスが拝見できず。しかし、終了後に撮影されたこちらの記念ポートレートにより、初めてそのデザインがお披露目されました。 

伝統的な白に、深く開いたVネックラインや突き出した肩など、クラシックに見えて構築的なデザイン。まさに、ご愛用アレキサンダー・マックイーンらしいデザインと言えます。 


そして戴冠式ならでは、襟周りや袖口、裾などに、英国を構成する4つの国の花:ローズ(イングランド)、アザミ(スコットランド)、ラッパスイセン(ウェールズ)、シャムロック(北アイルランド)のモチーフが刺繍されていました。 

また胸元には、生前エリザベス女王が愛用されていた3連のダイヤモンド・ネックレス。亡き女王への追悼とともに、英国を象徴するドレススタイルでした。 

ちなみに、カミラ王妃の戴冠ドレスはブルース・オールドフィールドのデザインで、全体に繊細な装飾が施されていたほか、裾周りにはカミラ王妃のロイヤル・サイファー(モノグラム)や、なんと保護犬の愛犬、2匹の刺繍も!  


話は戻りますが、このキャサリン妃のドレスに、実は見覚えあり! それが、3年半前のこちら。 

黒のベルベット素材で、印象は異なりますが、しかしデザインは戴冠式ドレスとほぼ同じもよう。ブランドももちろん同じで、シンプルに見えて実はクラシック、そしてかなりのモード感のあるこのドレスのデザインを、戴冠式用としても採用されたようですね。これなら、エリザベス女王のゴージャスなダイヤモンドも映えるし、納得です。 

ウェディングドレスしかり、ここぞ! のシーンでは、やはりアレキサンダー・マックイーンが安定の信頼ブランドと言えます。現に、この日のキャサリン妃の貫禄たるや! 圧巻でございました。 そして、その信頼は成長した娘の洋服選びにも……。


シャーロット王女も、アレキサンダー・マックイーン、デビュー!



ドレス&ケープ/アレキサンダー・マックイーン サークレット/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン 靴/Papouelli London 写真:代表撮影/ロイター/アフロ


戴冠式をご覧になった方の中には、私同様にシャーロット王女のノーブルな美しさに惹きつけられた人も多いのではないでしょうか。 

白のスタンドカラーに八分丈袖、ミディ丈のドレスにケープがセットになったお洋服は、母・キャサリン妃と同じく、アレキサンダー・マックイーンのもの。間違いなく、一緒にビスポークでお作りになったのでしょうが、ジュエリーを着ける母と違い、プリンセスは露出のないミニマルでクラシックなデザイン。しかしそれが逆にモードっぽくて、とってもお洒落です! もうこんなデザインをも着こなされるようになったことに、驚きと感動を覚えました。 

またキャサリン妃同様に、シャーロット王女のドレスにも4つの国花の刺繍がほどこされているというから、きっと既に英国プリンセスとしての自覚や立場への理解もおありなのでしょう。  


伝統の“ティアラ” ではなく、モダンな“ヘッドピース”をチョイス




ヘッドピース/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン イヤリング/コリングウッド(ダイアナ元妃のもの) 写真:代表撮影/ロイター/アフロ


戴冠式中ずっと着用されていた、最高位の勲章“ロイヤル・ヴィクトリア勲章の鮮やかなブルーのマントとともに、注目したいのはヘッドピース! 

実は、本来ならば戴冠式ではティアラの着用が伝統でしたが、近代的親近感のある王室を目指すチャールズ国王のもと、キャサリン妃もヘッドピースを採用されました。 アレキサンダー・マックイーン×ジェス・コレットのコラボで、戴冠用ドレスと合わせてデザインされたようです。 

一見、ダイヤモンドかと思いたくなるほど華やかで存在感がありますが、実はシルバーの糸で繊細に作られたもの。モチーフとなっているのは、やはりここでも英国の4つの国花です。 

リアルで親近感のあるスタイルがお得意なキャサリン妃は、この歴史的な儀式にも、プライスレスなティアラより昨今のお気に入りであるヘッドピースを選ばれました。キャサリン妃らしさと、皇太子妃としての信念を感じたり……もしくは、娘とお揃いにするためだったのかも?!  


シャーロット王女も同様の花&植物のサークレットを着用




サークレット/ジェス・コレット×アレキサンダー・マックイーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ


この日、ドレスだけではなく、ヘアアクセサリーも、母キャサリン妃とお揃いだったシャーロット王女! ブランドも勿論同じ、アレキサンダー・マックイーン×ジェス・コレットのコラボで、デザインもお花やリーフなど似たモチーフを、よりシンプルにしたもののようですね。 

華奢な輪状のものがベースになっているので、王女にとってもつけやすいはず。シルバーの花と葉の刺繍が施されたサークレットが、お洋服やお顔や、編み込みアップスタイルにされたヘアスタイルとともに、見事にマッチして、衝撃的な可愛らしさでいらっしゃいました。どの角度から見ても完璧でした。  


戴冠式イベント2日目。シャーロット王女のドレスは、キャサリン妃の愛用ブランド!



5月7日、ウィンザー城で祝賀コンサート。キャサリン妃:赤のパンツスーツ/アレキサンダー・マックイーン シャーロット王女:ワンピース/セルフ・ポートレート 写真:代表撮影/ロイター/アフロ


翌日(7日)の夜に開かれた、戴冠式を祝うコンサートがウィンザー城で開かれた際、シャーロット王女も出席。その時にお召しになっていたのが、こちらのワンピース。 

白をベースに黒のリボンやトリミングがアクセントになった、シフォン系ワンピース。スカート部分は、ラッフルがティアードになっていて、全体的にガーリーなテイストのデザインです。ブランドはセルフ・ポートレートで、母・キャサリン妃が愛用されている英国発ブランドのもの。 

こちらの動画で、シャーロット王女の後ろ姿やワンピースのデザインが分かるはず。 

シャーロット王女もきっとキャサリン妃と同じく、ガーリーなテイストがお好きなのでしょう。 

もともとお手頃価格なブランドだけに、子供服の展開は嬉しい限り。デザインは違っても、母娘で同じブランドを着れるって、ともに嬉しいですよね。きっとキャサリン妃も喜ばれているはず。 

というわけで、キャサリン妃が愛用されている、セルフ・ポートレートのドレスもご紹介します。


キャサリン妃の愛用、セルフ・ポートレートのドレス



2022年6月4日、 プラチナ・ジュビリー・ウィーク BBC主催のコンサート。ワンピース/セルフ・ポートレート ピアス/ロビンソン・ペラム 写真:REX/アフロ


昨年の、エリザベス女王在位70年を祝う、“プラチナ・ジュビリー”のイベント時にお召しになっていたこのワンピースが、セルフ・ポートレートのものでした。 

ジャケット部分はツイード、スカート部分はシフォン系のプリーツに、裾にはレースもあしらわれた凝ったデザイン。シャーロット王女のワンピースともニュアンスが似ていますね。色やテイストは同じで、デザインが異なる、そんな母娘リンクコーデがとても素敵です。 

シャーロット王女の成長につれ、今後ますます、お二人のスタイルが似てくる可能性大。ファッションチェックがより楽しみです!  

構成/高橋香奈子


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最終更新:5/12(金) 18:31webマガジン mi-mollet



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英王室、ヘンリー王子は「謝罪に値しない」と考えている

5/12(金) 20:01配信


Getty Images


ヘンリー王子とロイヤルファミリーの関係は、いまだに少々、行き詰まっているもよう。その原因は主に、ヘンリー王子が自身の回想録で家族のあらゆることを“暴露”したこと。そして、王子が問題にしていることに対し、家族が謝罪を拒否していること。 


ヘンリー王子は家族に対し、明確な謝罪を求めている。そして、進んで家族を許す気持ちはあるのだとして、『テレグラフ』紙に対し、次のように語っている。 

「私ときちんと話し合ってほしいのです。私が妄想に取りつかれている、被害妄想だと言うのではなく、実際に膝を交えて、この件についてきちんと話をしてほしいのです」「責任を果たし、妻に謝罪してほしいのです」 だが、どうやらロイヤルたちは、王子に対し「謝罪が必要」とは考えていないよう。

王室に詳しい歴史家で作家のガレス・ラッセル氏は、『USウィークリー』誌に、こう話している。 「ヘンリー王子は、家族は自分に明確に謝罪すべきだと確信しています」「ですがロイヤルファミリーは…謝罪すべきとは考えていないでしょう」



Getty Images


ラッセル氏によると、ロイヤルファミリーはヘンリー王子夫妻との問題について、「100対0の割合で、自分たちに非があるとはまったく考えていない」という。 チャールズ国王の戴冠式に出席するため帰国したヘンリー王子と家族は、問題の解決に向け、話し合う時間を持つことができなかった。

長男アーチー王子の誕生日でもあったこの日、ヘンリー王子は式典が終了すると、アメリカに戻るためすぐに空港に向かった。 また、ヘンリー王子と家族の緊張関係が続いていることは、式典の最中の様子からもうかがい知ることができた。

王子はいとこのユージェニー王女の夫ジャック・ブルックスバンク氏に、家族の自分に対する扱いに「うんざりしている」と話していたと伝えられている。 王子と王室との間に生まれた溝は、もう埋まることはないのかも…。

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最終更新:5/12(金) 20:01コスモポリタン 













5/11(木) 12:54配信


大役を務めたウィリアム皇太子。The Prince and Princess of Wales-Twitter


イギリスのチャールズ3世の戴冠式は、多くの国民の関心を集めてつつがなく終了し、王室の新しい章が始まった。王族たちが晴れやかな表情で手を振るバッキンガム宮殿のバルコニーにヘンリー王子は姿を見せず、王や皇太子とも会話をすることなしにアメリカに戻ったという。

欠席したメーガン妃は、当日ハイキングに出かけたと報じられた。夫妻と王室の距離は開くばかりだ。 



兄とは対照的 役割なしだったヘンリー王子


英GBニュースは、ヘンリー王子の戴冠式での様子は、彼とメーガン妃の王室における終わりを完璧に象徴していたと述べる。いとこやその夫たちと式場に到着した王子はスペアパーツのようにも見え、公務を行わない王室メンバーと招待席の3列目に追いやられた。

ときどき前に座ったアン王女の帽子の赤い羽根で視界が遮られたのは、コミカルでさえあったとし、存在感がほぼなかったという見方だ。戴冠されたチャールズ王に忠誠を誓い、頬にキスをするという感動的な場面で主役の座を射止めたウィリアム皇太子とは、対照的だったとした。

 ニューヨーク・ポスト紙にオピニオン記事を書いたテレビ・パーソナリティのピアス・モーガン氏は、ヘンリー王子の戴冠式での貢献は何だったのかと問う。王子が「彼らの扱いにうんざりだ」と、式典中にユージェニー王女の夫にこぼしたという読唇術者の話にモーガン氏は言及。

もし「うんざり」の相手が王室の家族なら、これまで家族全員に放火するような許しがたい行為をしてきた身で、今さら歓迎されると思ったのかと猛批判した。無慈悲で人種差別的収容所と評して、自分が執拗に批判してきた王政の王に父がなる戴冠式に、なぜ出席したのかさっぱり分からないと切り捨てた。


歴史的大失態? 世紀のイベントを逃したメーガン妃


インデペンデント紙は、戴冠式は儀式だけでなく、家族の愛情に満ちた瞬間でもあったとし、バルコニーでカミラ女王の孫たちが演じた役割を見れば分かるはずだとした。もしアーチ―君とリリベットちゃんを連れてメーガン妃が出席していれば、子供たちは親族との交流ができ、夫も気まずい思いで出席することもなかったはずだと述べる。

今世紀最大のイベントの一つであり、生きた歴史の一片であった戴冠式に欠席したことに、決して認めないかもしれないが、メーガン妃は今自責の念を感じているかもしれないとした。 エクスプレス紙に寄稿したジャーナリストのアンジェラ・エプスタイン氏も、メーガン妃が欠席を後悔しているかもしれないと述べる。

夫の精神的サポートができなかったためだけではなく、数年後『スーツ』以上に語り継がれることになる世紀の大イベントに、末席であっても参加の機会を逃したと気づいたからだとした。


 戴冠式を間近に、ウィリアム皇太子やキャサリン妃が善意の笑顔に包まれて地下鉄やパブで国民と交流する姿や、国王と皇太子がサプライズで登場し王室ファンを喜ばせる様子を見て、自らの失態を悔やんだかもしれないとエプスタイン氏は指摘。

この輝かしいイベントの経験を、将来子供たちに話すこともできないと述べている。 もっとも戴冠式を欠席したメーガン妃は、ハイキングに出かけていたという。豪スカイニュースの番組で、ラジオ司会者のオリバー・ピーターソン氏は、「意図的」に戴冠式のニュースにぶつけるため、写真を撮らせようと出かけたのではないかと予想。必ずなにかやってくれると思っていたが、やはりそうだったと苦笑いしていた。


かつての人気はどこへ…民心から消えゆく2人


GBニュースによれば、ロイヤルファミリーを一目見ようと辛抱強く待っていた観衆の多くは、ヘンリー王子の出席には無関心で、メーガン妃が来るべきだと思った人はほとんどいなかったという。エクスプレス紙によれば、最近の世論調査では、ヘンリー王子夫妻よりも、アンドリュー王子のほうがまだ好ましいという結果も出ている。 戴冠式で王室は新たな一歩を踏み出したが、王室と同じ道を歩まずしてその権利を主張するヘンリー王子夫妻の立ち位置は、ますます微妙になっている。

文:山川真智子

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最終更新:5/11(木) 14:47Pen Online



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米人気歌手、戴冠記念コンサートで「歌声ひどすぎ」と酷評される 往年のファンはショック隠せず

2023年5月12日(金)14時25分
千歳香奈子


ライオネル・リッチー(2019年1月、ロサンゼルス) Kathy Hutchins-shutterstock

<70年代のヒット曲『Easy』と80年代に全米No.1ヒットとなった『All Night Long』を披露するも「別人」「誰かが変装しているに違いない」とまで言われる始末>


6日に英ロンドンのウェストミンスター寺院で行われたチャールズ国王の戴冠式の翌日、ウィンザー城内で2万人の観客を動員して盛大な祝賀コンサートが開催された。

チャールズ国王夫妻をはじめ、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ジョージ王子、シャーロット王女ら王室メンバーも出席し、ケイティ・ペリーやライオネル・リッチー、英ポップグループ「テイク・ザット」らがステージで熱いパフォーマンスを繰り広げた。

国王が立ち上げた慈善団体ブリティッシュ・アジアン・トラストのアンバサダーを務めるケイティは、代表曲『Firework』と『Roar』を熱唱。シャーロット王女が一緒に歌う姿もキャッチされ、会場を沸かせた。

一方、オーディション番組『アメリカン・アイドル』で共演するライオネルも、70年代のヒット曲『Easy』と80年代に全米No.1ヒットとなった『All Night Long』を披露し、チャールズ国王やジョージ王子とシャーロット王女が音楽に合わせて国旗を振りながらノリノリで体を揺らす姿が見られた。


「歌声がひどすぎる」「声が違う」と酷評の嵐

招待客と抽選で選ばれた一般の観客が、ロイヤルボックス席の王室メンバーと一体となって国王の新たな門出を祝福する歴史的なコンサートとなったが、ネットでは会場の盛り上がりとは裏腹に「ライオネル・リッチーの歌声がひどすぎる」「声が違う」「別人」と炎上する事態となった。

あるユーザーは『セサミストリート』に登場するカエルのマペット「カーミット」の声みたいと書き込み、別のユーザーも「バーでカラオケを歌っている人のよう」と酷評。

「こんにちは、ロンドン警視庁さん。殺人犯の通報があります。彼の名前はライオネル・リッチーで、被害者は彼自身の曲です」と皮肉るツイートまである。また、「誰かがライオネル・リッチーに変装しているに違いない」「エルトン・ジョンに取り憑かれたみたい」とショックを隠せないファンもいた。


ライオネルは最近になって90年代に謎の喉の病気で4度手術を受けたことを明かし、キャリアを失う可能性を乗り越えた過去を告白している。

あるユーザーは、「過去2度コンサートを観たことがあるが、彼は素晴らしいショーマンだ」と擁護。「メインマイクの音がひどい」「クルーズ船のコンサートみたいで、衝撃的だ」と、音響システムの悪さを指摘する声もある。


歴史的大舞台の裏では国民的人気アーティストたちが次々と出演を辞退し、ライオネルはようやく決まった出演者の一人だった。

多額の税金を使ったイベントは賛否両論を呼び、米国人のライオネルの出演も国王が皇太子時代に設立した慈善団体で大使を務めている縁で実現したとされている。


そんな紆余曲折があった祝賀コンサートで思わぬ注目を集めたライオネルだが、酷評されたのは歌声だけではなかった。

御年74歳とは思えない若々しさに驚きの声が上がり、整形疑惑でも話題となった。これについては9日、英デイリー・メール紙のインタビューに応じ、「水、睡眠、発汗、赤身の肉を食べ過ぎないこと」とアンチエイジングの秘訣を語って疑惑を否定。

「セックスも効果的で、心臓にも良い」と元気の源についても明かしており、歌声の衰えはあっても下半身はまだまだ現役のようだ。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。


2023年5月16日号(5月9日発売)は「世紀の戴冠式」特集。悲劇とスキャンダルを乗り越え、ついに英国王になったチャールズ3世はイギリス王室をどう変えるのか













Coronation Guest Accused of Being 'Meghan Markle in Disguise' Speaks Out
2023年5月12日(金)18時09分
ジェームズ・クロフォード=スミス


@edwardderuiter/Twitter

<戴冠式に出席していた「口ひげ姿の謎の男」をめぐり、ネット上では「メーガンの変装」説など様々な噂が飛び交った>

■「戴冠式にいた謎の人物は私だよ」 男性が語ったこと...この写真の記事に戻る



Coronation Guest Accused of Being 'Meghan Markle in Disguise' Speaks Out
2023年5月12日(金)18時39分
ジェームズ・クロフォード=スミス


ウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式(5月6日) Victoria Jones/Pool via REUTERS

<戴冠式に出席していた「口ひげ姿の謎の男」をめぐり、ネット上では「メーガンの変装」説など様々な噂が飛び交った>

5月6日の英国王チャールズ3世の戴冠式に、「メーガン妃が変装してこっそり参加している」と、ネット上で話題になっていたことをご存知だろうか?

 メーガン妃と子供たちを米カリフォルニアに残し、一家のうちでヘンリー王子だけが出席した戴冠式だが、その場にいたある男性が「メーガン妃の変装した姿」だと疑われたのだ。


ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式の映像をくまなくチェックしていた人々は、出席者の中に薄い色のサングラスをかけた口ひげのある男性を発見。この人物が実はメーガンではないかと推測した。

だが実際にはこの人物は、1995年に発表した「聖なる海の歌声:アディエマス」で有名な作曲家のカール・ジェンキンスだと判明。その後、本人が自らソーシャルメディアに投稿を行い、自分が何者なのか、なぜ戴冠式に出席していたのかを明らかにした。

TikTokの公式アカウント「karljenkinsofficial」に投稿した動画の中で、ジェンキンスは次のように説明した。「私の名前はカール・ジェンキンスだ。国王チャールズ3世の戴冠式に出席したことで、多くの人が私に興味を持っているようだ。私が戴冠式に出席していたのは、戴冠式のために楽曲を制作したからだ」


「戴冠式にいた謎の人物は私だよ」

ジェンキンスはさらに、自分について「変装したメーガンだ」などの憶測が飛び交ったことに言及。「一部の人が私のことを、変装したメーガン妃だと思ったことにはとても驚いた。私が王冠の宝石を盗もうとしていると投稿した人もいた」と書き込んだ。


また彼は、「ちなみに私の首には、これが掛けられていた」と述べてリボンのついたメダルを見せ、こう述べた。「これは爵位を授与される時に貰うものだ。ネクタイの上から首に掛ける。それとタイムズ紙が私の口ひげについて(付けひげではないかと)言及していたが、私は18歳の時から口ひげがある。当時は流行していたんだ。だから戴冠式にいた謎の人物は私だよ。邪悪なことも、驚くようなことも何もないんだ!!」


ジェンキンスは戴冠式で、チャールズ国王とカミラ王妃が王冠を授けられた場所から近い聖歌隊席に座っていた。隣には、同じく戴冠式で楽曲が使用された作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーが座っていた。


戴冠式当日にSNSで「メーガン」がトレンド入り

ジェンキンスの正体について憶測する数多くの投稿に使われた写真に写り込んでいたロイド・ウェバーもまた、ツイッターに冗談めかして投稿を行っていた。

あるツイッターユーザーが「戴冠式のことはよく分からないが、この人物(ジェンキンス)が明らかに変装しており、王冠の宝石を盗もうとしていることについては100%確信している」と書き込んだ投稿に返信する形で、ロイド・ウェバーは次のように書き込んだ。「この人物がメーガンではなかったことは断言できる。それに私が見た限り、彼自身は宝石を一切身につけていなかった」


戴冠式当日、ソーシャルメディア上ではメーガンがトレンド入りしていた。ヘンリー王子が一人でウェストミンスター寺院に入った姿から、メーガンの不在に注目が集まったためだ。


バッキンガム宮殿は4月に、「サセックス公爵(ヘンリー)は5月6日にウェストミンスター寺院で執り行われる戴冠式に出席し、公爵夫人(メーガン)はアーチー王子とリリベット王女と共にカリフォルニアに残る予定だ」と発表していた。


※ カミラ王妃の王冠の特大ダイヤは、イギリスが戦争で勝ったことによる戦争戦利品。インドの正当な理由無しの返還希望は陳腐。



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