ぼく、オタリーマン

見事なまでに「大人のオタク」を描いた傑作。
あまりにもですね…自分と共通しているところが
あり過ぎて、笑えるところは笑えて、目を背けたくなる
ところは目を背けたくなる、という…
それだけ真に迫っています（笑）

それにしてもオタクには私やこの作者も含めて
自虐ネタが好きな人が多い。
皮肉屋だったりするし。
しかもそれを顔や言葉に出さず、こういう場でネタにするわけで、
実に素晴らしい時代(笑）

ネット出身作品で、タイトルはこの本のために考えたとのこと。
編集者ナイスです。この造語はうまいなあ。
もう普通の人がこれを読んでオタクというものがなんて
悲哀のある心優しい、変なやつであることをわかってほしい（うわー）
だけどこの本を買うのはきっと自虐ネタが大好きなオタクたちです（笑）
そんなふうに思ってしまうほど、世の中オタクだけで商売が成り立つ、それぐらいオタクが増えて影響力を増したわけですな。
やはり素晴らしい時代ではないか…たぶん…

ぼく、オタリーマン。 中経出版 このアイテムの詳細を見る