「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

ジパング 深蒼海流(12)

2015年12月01日 | comic
13巻買ってないねえ

木曽義仲が後白河法皇に翻弄され、行家に邪魔され、
頼朝と組む策を阻まれる。
義仲はもうあとはズルズルと、悲劇となっていくんだよなあ。

後白河法皇のほうは源氏を互いに争わせておけばいいのだ、という。

義経は徳子に会うため京へ上り、義仲と行家が争っているところに登場。

そしてその義経も梶原景時に監視され。
頼朝もついに京へ上ろう、という。

その頼朝が鎌倉沖に現れたクジラと、そのクジラを拝む人々を見て、
なんだかわからんが世の中には神聖な力があるのだと。
そして陸と海では絶対ひとつにできんのだ、と。

あーそれが義仲がいう京の力、ということなのか。
だから頼朝は鎌倉幕府をつくり、京とは別の政権をつくって。
清盛のように京を取り込むのではなく、京と離れることで、その力を放っておくという。

だけどなーそんなことでわざわざ何巻も巻数重ねる必要あんのか、ということは
あるのでもっと何かあるんでしょうけど。

義経がよくわからんよなあ。
ただ景時への皮肉の言葉「恋の相手がだれでもよいと言える、あなたが」は、凄い。
もうこのそんな大きくない1コマの言葉が。
いやあ、まあよくわからんというか義経はまさにこうなのか。
だから頼朝と義経は交わらないし、頼朝は孤独なのか。

まああとは範頼をあんな不細工面にしたかわぐち先生を許さない!ってことでww
もうあれじゃあモブじゃんかああああああ

いやー範頼ってそれなりに優秀だと思うんだけどなあ
頼朝が死んだあとの逸話も実は心の奥底で野心があったんでは?とか思うし。
それをずっと隠しとおして、たぶん官僚的に働いていたんだと思うんだよねえ。
けっして天才ではないだろうけど、優秀だったのでは、と。

ジパング 深蒼海流(12) (モーニングコミックス)
クリエーター情報なし
講談社

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