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「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

アメリカの鱒釣り

2005年11月22日 | 釣り・お魚・動物関連
さて、久しぶりに釣りの本と思いきや、じつは もろに「文学」な本でもある。 だが、それじゃあ読みにくいかと言えばそれは違う。 結構、笑える。そして時々ややこしい。 「アメリカの鱒釣り」 リチャード・ブローティガン 訳・藤本和子 新潮文庫 平成17年 著者は84年にピストル自殺。 あの「60年代」のアメリカで本書はベストセラー になった。 それが翻訳され、さらに訳者によれば30年あまりたって 文 . . . 本文を読む

早起きカラスはなぜ三文の得か

2005年10月25日 | 釣り・お魚・動物関連
早起きして辛かったのでこんな本を紹介しましょう(無茶苦茶やな) 「早起きカラスはなぜ三文の得か-都市の野鳥誌-」 唐沢孝一 中公文庫 カラスだけでなく、都市の鳥たちに目を向けた一冊。 いくつもの話に分かれているので、読みやすい。 もちろん内容も専門家じゃなくても普通に読める。 内容が少し前のものだけど「あ、この話ワイドショーでやってた」 とか「新聞にこんな話載ってたな」と思うようなことも。 . . . 本文を読む

スポーツフィッシング7番勝負

2005年10月15日 | 釣り・お魚・動物関連
雨が降るって言ったのはどこのどいつだこのヤロウ (↑天気予報士の皆さんです) そんなわけで「雨が降ったら洗濯はできんなぁ」と 思っていたのに、今日は思いもかけずわりと天気よく 少々汗ばんだもののお出かけしてきましたヨ。 それで「雨が降ったら」と聞くと逆に 「雨がやんだらバス釣りに」(永江一石 山海堂) という本のタイトルが自然と思い浮かぶ。 ……かなり強引。 まあ実は「雨が降ったらバス釣りに . . . 本文を読む

シーラカンス

2005年06月24日 | 釣り・お魚・動物関連
日曜日のTBS・報道特集がシーラカンス をやっていた。 あれはインドネシアで見つかったもので 福島の水族館の挑戦だった。 そんなわけで元・恐竜大好きっ子だった 私はシーラカンス本をちょっと探って みました。 そしたら面白い絵本がありました。 「シーラカンス」 作・いしいしんじ 版画・しみずたかひこ 金の星社 1997年 元々は作者の旅日記を元にしたものを 絵本化したもの。 だからちょっと子供 . . . 本文を読む

外道楽

2005年05月06日 | 釣り・お魚・動物関連
「外道ですがなにか?」という コピーが帯にある本書。 外道とは釣り用語で、本命ではない魚のこと。 嫌われものの魚を食べてみようという やたら面白い本なのだ。 「外道楽-素晴らしきB級釣魚グルメの世界」 磯・投げ情報編集部 海悠出版 何年か前まで「ルアーフィッシング情報」(現ソルティ) という不思議な月刊誌があった。 ルア情と呼ばれ、私も 何度か読者コーナーに採用されたりプレゼントを 当てたり . . . 本文を読む

思い出語り雑魚しめ

2005年03月27日 | 釣り・お魚・動物関連
釣りの話をはじめたら止まらない。 その原点は川遊びだよなあ。 「思い出語り雑魚しめ」村上龍男 東北出版企画 水族館の館長さんが思い出の川遊びを語る、というもの。 今では田舎の川にも川岸がコンクリートで固まって いたりすることがある。 私も川や田んぼに囲まれて育ったのだけど、 それでも川は護岸で覆われ、田んぼの脇にコンクリートの 用水堀があり・・・ 私はそれでも恵まれていたかもしれない。 まだ . . . 本文を読む

秘密のクランクベイト

2005年03月27日 | 釣り・お魚・動物関連
初めてブラックバスを釣ったのは Uという池で自転車で40分。 小学生の時でした。 ヒットルアーはクランクベイト! そんなわけで本日も天気の良い、 いかにも釣り日和な(ちょっと寒いか) 横浜からはこの本。 「秘密のクランクベイト」雨貝健太郎 つり人社 私はバス釣りはもうしていません。 海のルアーにはまって・・・ まあ釣り自体に行かなくなったなあ。 今の特定外来魚の話も興味はあるけど あまり釣 . . . 本文を読む

死んだ魚を見ないわけ

2005年03月26日 | 釣り・お魚・動物関連
タコ見ました?これで分からないなら あの衝撃的な映像をあなたは見ていないんですね!?(笑) タコが海底で二本足でスタコラサッサーと逃げるってやつです。 不思議ですねえ。8本(だったよね?)足にもそれぞれ 役割があるんですねえ。 そんなわけで本日のもう一冊はこちら。 「死んだ魚を見ないわけ」河井智康 角川ソフィア文庫 海では今、この瞬間も大量に魚が死んでいるはずでは? だとしたら海に大量の魚の . . . 本文を読む

カラス狂騒曲

2005年02月05日 | 釣り・お魚・動物関連
世界・ふしぎ発見!を見た後は 日立つながりで「30Girl」を読もう! ・・・ではなく 昨日に続いてカラス本。 「カラス狂騒曲-行動と生態の不思議」 今泉忠明 東京堂出版 この前の「カラスバトル」とは違って、こちらは カラス博士がカラスの生態をわかりやすく、さらに 不思議なその実態を説明してくださってます。 文章も楽しいし、イラストも遊び心があって 読みやすいです。 これ読むとカラス好きに . . . 本文を読む

私はチョウザメを食べたかった。

2005年02月04日 | 釣り・お魚・動物関連
本日第四作、締めです。 「私はチョウザメが食べたかった。」末広陽子 河出書房新社 河出書房がこんな本を出していたとは・・・マニアックな(笑) おもいっきり生物のコーナーにありました。 だけどグイグイ読める。 文章の感じがものすごく若く感じたんですよね。 若い女性研究者、大学院生が書いたのか、と思ったくらいで。 いやあ著者の心も若いんだなあ。 普通の本はさ、キャビアで終わってしまうわけですよ。 . . . 本文を読む

幻獣標本博物記

2005年02月04日 | 釣り・お魚・動物関連
本日第三作はUFOに続いてまたオカルトもの? いいえ違うんです!! 「幻獣標本博物記」江本創 パロル舎 標本を作っている方が、創作?したものを 博物記のように紹介しているもの。 凄いよ! ドラゴン!ツチノコ!わけわかんない魚! 悪魔!そいつらのミイラが!? 本物?みたいにリアル。 どうやってつくってるんだろ? イラストも綺麗です。 気品ある遊び心を感じます。 あっという間に読み終わってしまう . . . 本文を読む

カラスバトル

2005年02月04日 | 釣り・お魚・動物関連
「からす」という名前ですから こんな本もよいでしょう。 「カラスバトル」矢崎葉子 太田出版 鳥嫌いの著者がカラスに困り、さらにカラスに迷惑を受けている 出版社の編集者にちょうどよいと、カラス巡り・・・ カラスを機関銃で殺せ、と怒る人。 カラスを守れ、と怒る人。 カラス退治を任された東京都職員の悲痛な叫び。 カラスに襲われ重傷を負った女性。 さらにカラス博士、カラス避けのグッズ・・・ カラス . . . 本文を読む