「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

思い出語り雑魚しめ

2005年03月27日 | 釣り・お魚・動物関連
釣りの話をはじめたら止まらない。
その原点は川遊びだよなあ。

「思い出語り雑魚しめ」村上龍男 東北出版企画

水族館の館長さんが思い出の川遊びを語る、というもの。
今では田舎の川にも川岸がコンクリートで固まって
いたりすることがある。
私も川や田んぼに囲まれて育ったのだけど、
それでも川は護岸で覆われ、田んぼの脇にコンクリートの
用水堀があり・・・

私はそれでも恵まれていたかもしれない。
まだフナやザリガニ、ドジョウやタナゴ、エビにナマズも
いたからねえ。
まあ外来種が含まれまくりですな。
アメリカザリガニ、タナゴもタイリクバラタナゴ、
ナマズも外来種って知ってました?

そんな魚たちだって今じゃいなくなったらしいですからねえ。
台風の後に40センチの鯉を捕ったときは凄かった。
だから台風の後の水が引いたあとって本当に楽しみでした。

手づかみで魚がとれる、というのが羨ましいし(私のときは
どうしても水面までの高さがあって網が必要)
岩魚などの渓流魚と出会えるのも羨ましい。
私は下流、河口、海に近いところでしたからねえ。
その代わりアイナメとかが出会えましたよ、ふふん(張り合って
どーするのか)

小さい頃に生き物と触れ合うってのは大切だと思います。
バス釣りもその点は結構よかったのかもしれない。
だけどこういうことになったから・・・
それでも釣り業界が子どもに魚釣りを広めるのは止めないでね、と。

まあバスに限定する必要も無いんだよね。
ルアーにも。
だって塩焼きにしたアジのアラで大きいアイナメとか釣れる。
それどころか、岸壁についている貝でも十分釣りになる。
そういうのを教えてあげていいと思うんですよね。
青イソメ以外の世界はベテランだけのものじゃないんだし。

だけどこれも地方の恵まれているところなのかな。
都会は海が遠いんだよなあ。
貝捕ろうとしたって無理だったり。
ファッションも重要みたいだし。
やたら高い道具が必要だし。

ああ俺が先に釣り業界を嫌いになりそうだ(笑
都会にいるとやっぱり釣りに疎遠になるんですかねえ。
人も集中して和めないかなあ。
釣りに行って余計にストレスためちゃったり・・・

私の故郷では同級生の女の子も釣りをしていましたからねえ。
中学生ぐらいの女の子同士で
普通にお父さんの釣り道具とか持って釣りしてましたし。
そんな時代があったんだけどねえ。

10歳ぐらい離れている2番目の弟は
そんな生き物と触れ合うことはなかったみたいですねえ。
たかが10年の差が周りの自然に大きな違いを
生み出したんですねえ。

・・・ところで、私、外でも遊んでたけど
ファミコンもスーファミもしてました(笑
本も読んでたし、なんであんなに遊ぶ時間が
あったのか不思議です。
学校にもきちんと行ってたけどなあ。

毎日フルパワーで遊んでいたんでしょうなあ。
今の私みたいにキーボードを打って「う、これは
あーこう書くか、あ、いや、違うなあ」とか
思いながら過ごしていないんですよねえ。
もうがむしゃらに遊びを消化していたんでしょうなあ。

なんか老けたな、おれ・・・

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