9月14日に米証券大手リーマン・ブラザーズが倒産(会社更生手続きの適用を申請)した。負債額の全容は何も発表されていないが、軽く1兆円を超えるだろうとは容易に推定される。それにしても、サブプライムローンの被害総額は分かっているだけでも20兆円。正確には一体幾らくらいになるのか....。さらにアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が2兆円近くの損失を出し、米連邦準備制度理事会(FRB)に対し、約4兆円の緊急融資を求めているとのニュ-スも流れている。AIGグル-プと言えば、日本ではアリコやアフラックの名前で知られている保険がある。万が一にも、AIGが倒産するような事になれば、日本の保険業界や金融関係にも大きな被害が出てくる。更に、彼等が保有している日本の会社の株価にも間違いなく大きな影響がでる。リ-マンブラザ-ズに出資している大口の投資家の上位30社のうちの1/3が日本の金融機関であるのも問題である。
一体、明日以降の日本の株価と景気はどうなるのか、経済の急降下は充分考えられる。こんな緊急事態になっても、自民党が総裁選挙にウツツを抜かしているなんて、とても責任政党なんていえるような政党ではない。
一体、明日以降の日本の株価と景気はどうなるのか、経済の急降下は充分考えられる。こんな緊急事態になっても、自民党が総裁選挙にウツツを抜かしているなんて、とても責任政党なんていえるような政党ではない。