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小沢一郎の次の一手(その1)

2008-09-13 09:15:18 | 時事問題
9月22日の投票日に向けて自民党の総裁選挙が5人の立候補者の間で行われている。少数派閥の麻生さんが最大派閥の町村派のドンである森前総理も押しているという事で圧倒的有利と言われている。しかしながら、同じ町村派の中川元幹事長が小池さんを押している上に、元小泉総理まで小池さんを支持しますという事態を見ていると、誰が総理になっても、解散総選挙に向けて自民党は派閥単位で分裂しそうである。

従来の派閥の締め付け選挙が出来ない状況は、派閥自体が機能していない事を国民の前に晒している事になる。今回の総裁選で誰が選ばれても、すぐに衆議院の解散総選挙が行われる。もし選挙を考えると、現職議員が考える応援演説に来て欲しい一番は誰だろうと考えれば分かりやすい。ここ10数年間の総理を振り返ると、福田、安倍、小泉、森、小渕、橋本である。誰が考えても政権を投げ出した安倍さん、福田を応援に呼ぼうとは思えない。まして、森さんじゃ人気がない。小渕さん橋本さんは既に他界している。もし新総裁に選ばれた麻生さんが応援演説に行けば失言が増える事は、目に見えている。総選挙期間中の失言で新総理辞任という事態になる可能性が高い人を誰も応援演説で呼びたくないはずである。

解散総選挙での人気度NO.1は誰かといえば、消去法でいくと小泉さんしかいない。新総裁には麻生さんが選ばれたとしても、そのあとの解散総選挙を考えるとキャスティングボ-ドは、彼が握ることになる。しかし、その行く手には小沢一郎の戦略と戦わなければならない。彼は選挙区の岩手から東京への鞍替えを考えているというニュ-スも流れている。多分、自民党の有力者か公明党の有力者の地盤で戦うという、政治生命を賭けた選挙を行うにあたり背水の陣を国民に見せると思うし、また勝利するはずである。


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