今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

東京

2008-09-12 07:06:51 | Weblog
学生時代に最初に東京に来た時は、まるでお祭のような人の多さに加え、人の歩く速度が早いのに驚いた。田舎では味わえない光景に軽い興奮を覚えた記憶がある。社会人になって地方に住んでいる頃、たまに東京駅に着くと、巨大なビルの多さ、仕事のスピ-ド感、入り組んだ交通機関、大都会の雰囲気に飲み込まれそうな思いを何度かした。

長年、東京で仕事をしていて、たまに大阪や地方に行くと、時間が止まっているように思う事が多い。まさにスロ-ライフである。電車の運転感覚が長いし、自動車は多くても歩行者がいないし、商店街にも活気がないし、夜の赤提灯も侘しく感じる。ある意味ゴ-ストタウンである。同じ日本とは思えないとカルチャ-ショックを憶えることが多い。テレビのニュ-スでも、全てが東京中心である。地方では珍しくない出来事でも東京で同じ事が起きると、ニュ-スとして取り上げる。いまだに東京一極の文化が続いている。

東京は物価は高いし、ゴミゴミしていて住みにくいという人もいるが、交通機関1つとっても電車に地下鉄、バスを利用すれば、自家用車がなくても不便を感じない。美術館や公園も多いし、イベントやスポ-ツ観戦も手軽に実現できる。もし、語学でも趣味でもなにかを学ぼうとすれば、地方では習う場所を探すのに苦労することも、不便に感じる事がないくらいの選択肢はある。東京は住みづらいというのは、全てにおいての利便性を充分活用出来ない人なのかも知れない。