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小沢一郎の次の一手(その2)

2008-09-14 07:14:17 | 時事問題
昨年の参議院総選挙を思い出すと、民主党が圧勝して、与野党の議席逆転が実現した。この選挙では、小沢一郎は政治生命を賭けると宣言して、選挙前から長期間全国行脚をしていた。一方の、安倍首相は選挙期間中は、自民党は責任政党であり野党の民主党には政権担当能力がないという発言を繰り返すだけだった。

政治家には局面では決断力と胆力がある事を国民に見せる必要がある。前回の選挙では、党首である小沢一郎は、選挙に負ければ議員辞職をするとまで宣言して戦いに入った。一方の自民党には、選挙で負ければ責任を取るという内容を口にした人は幹事長を含め誰もいなかった事を覚えている。

選挙は魔物である、一党の党首が選挙で負ければ議員を辞職するという発言を聞いて、その潔さを無視出来る国民は少ない。多少でも政治家としての力を認める人が居れば、投票する。結果として、小沢一郎は自民党との戦いに勝利した。

小沢一郎と小泉純一郎とは思考形態が似ている。同じ2世議員であり、過去の行動を見る限り、党の壊しや的なイメ-ジが付いて回る。
この二人は同じ1942年生まれの68歳。大学も同じ慶應義塾大学の経済学部卒である。違いと言えば、小沢一郎が緻密なA型で、小泉純一郎が陽気なB型という事である。この違いが、二人がまるで違った政治家タイプに見える原因かも知れない。しかし、お互いを良く知り尽くしている。

福田康夫は彼等より4歳上で、早稲田卒であるが、初当選は平成二年で政治経歴は彼等の半分以下と短い。野党は審議に応じてくれないという泣き言を言って辞任したように、もともとは政治家には向かない資質だった。



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