今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

タロ-とジロ-と

2006-11-03 08:48:07 | 失敗した経験
タロ-とジロ-を思い出した。南極で活躍したカラフト犬の名前ではない。先日うなぎ屋に入って、壁に貼られた大きなポスタ-を見てると、中央に蒲焼のおいしそうな写真があり、上に”坂東太郎”の文字で、下には”天然物は予約が必要”と書いてある。気にする事なくビ-ルを飲みながら夕刊を読み始めると、男性客が入ってきた。店員が何になさいますかと遠くから聞くと大きな声で”坂東太郎1丁”と叫ぶ声で、坂東太郎の意味を思い出した。坂東(関東)の太郎と言えば、利根川の事である。 つまり、利根川の天然物のうなぎは予約が必要ですというポスタ-だったわけである。20数年前に、ある先輩から、坂東太郎とその兄弟に会った事があるのと言われて、まだありませんと答えた事を思い出した。先輩は笑いながら、坂東太郎は人の名前じゃなくて、利根川だよと教えてくれた。長男がタロ-で、次男のジロ-は、筑紫次郎で九州の筑後川の事であり、三男のサブロ-は四国三郎で吉野川の事である。関東出身の人に、四国生まれだと言うと、そうか三郎の所かと言う先輩もいた。うなぎの話題でもう一つ思い出した。上野の鈴本演芸場で何度か聞いた漫才ネタで、ボケ役が”お店に入って店員に、この蒲焼はヨウショクなの?”と聞く所から漫才は始まるのだが、突っ込み役がウナギ料理は和食だろう、誰がなんと言っても西洋料理じゃない、と延々と蒲焼と和食の歴史をしゃべるが、ボケ役は、最後まで、そんな難しい事を言ったのじゃなくて、この蒲焼はヨウショクなのと聞いただけだと繰り返す。この蒲焼は天然物なのか養殖なのかを聞いただけという言葉の説明をしないので最後まで笑えるネタである。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。