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恐怖のシャワ-トイレット!

2009-05-10 11:28:23 | 失敗した経験
どこのお店でもシャワ-トイレットが段々普及してきた。高級なトイレはリモコン操作も機能が増えて、見ても意味が分からないようなボタンも付いている。しかし、寒い冬は暖かいお湯がお尻に当たって気持ちが良い。利用していても、どこからお湯が出るのか、その仕組みを知っている人は少ないと思う。写真のように普通に便器を上から見ても、水が出てくる所はない。どこかに装置があるのかも分からない。本当に不思議だといつも思っていた。”お尻”と書かれたリモコンのボタンを押しても、水は出ない。実は、便座に体重が掛からないとボタンを押しても出ないようになっている。

何年か前の真冬に高級レストランの綺麗なトイレに入ったときに、どんな仕組みで水が出てくるのかを急に知りたくなり、上から覗き込みながら洗浄のボタンを押してみた。やはり水は出てこない。右手で便座を抑えて、左手で壁に固定されたリモコンボタンを押してみたが、それでも水は出ない。お尻の体重と同じくらいの力を出すために、グッと便座に顔を近づけて右手に上半身の体重を乗せて、左手でボタンを押してみた。
すると、スルスルとプラスチックで出来た笛のようなものが便座の隠れた部分から出てきた。まさに未知との遭遇である。笛もどきの形の物は穴が幾つかあいていると思った瞬間、凄い勢いで水が出てきた。一瞬何が起こったのか分からなかった。顔一面に当たった。ワ-ッ!と声を出した事は覚えてる。右手1本で自分の体重を支えて、伸ばした左手で遠くのリモコンのボタンを押していたために、体は前のめりで起き上がれない。慌てて態勢を起こして顔を離したが、出てきた水の勢いで1m近い高さまで上がる。美しいトイレの中に出来たトレビ(トイレ美?)の噴水である。トイレの室内は水浸しになり、当然着ていた服の中までびしょ濡れになった。

それ以後はシャワ-トイレットは決して覗き込まないようにしている。しかし、気になるボタンがまだある。”マッサ-ジ”と書かれたボタンである。座っていると便座が振動するのか、何か手のような装置が便座の横から出てきてお尻を揉んでくれるのかという疑問と不安を持ちながら、いまだにそのボタンを押したことがない。多分、体重を掛けないと動作しないと思うし、もし、顔を近づけてボタンを押した瞬間に便座の下から手が出てきて,お尻のかわりに顔を掴まれたらどうしようという不安もある。密室のトイレで”八つ墓村”みたいな怖い事になったら、もう二度とトイレに行けなくなる。


最初のシャワ-トイレットでトラブルに遭った時は、びしょ濡れの服のままで帰ったので風邪を引いてしまった。思わず、風邪の予防には便座(ベンザ)ブロックが必要だと思った.....。



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