「12番目のカード」(原題:THE TWELFTH CARD)ジェフリー・ディーヴァー 2006/9 読了 ☆☆☆☆
占いでタロットカード”吊るされ人”がでたら精神的な探求を経て、決断、変化、方向転換に至ることを意味する。このカードが出たら、たとえそのメッセージが道理に矛盾しているように思われても、自己の内なる声に耳を傾けなくてはならない。
140年まえの公民権運動、憲法修正第十四条の成立にまつわる陰謀、架空横領事件などをめぐる謎などおおくの人物の行動や心理描写が語られるが、枝葉末節な事など細部に話を広げすぎ。プロット造りがうまいというよりグルーブ感なく雑事や歴史の説明が多く長編を読みこなすのに苦労した。”吊るされ人”も殺し屋にとっては大きな意味を持っていたわけだ。各方面のデータベースやハイテク機器を駆使して事件を分析する車椅子のライムよりパートナーのタフなサックスの活躍に魅力あり。
「書店繁盛記」田口久美子 2006/9 読む
本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている-。書店の店頭で日々奮闘する若い書店員たちの「右往左往」を書きとめた一冊。本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載。(「MARC」データベースより)
占いでタロットカード”吊るされ人”がでたら精神的な探求を経て、決断、変化、方向転換に至ることを意味する。このカードが出たら、たとえそのメッセージが道理に矛盾しているように思われても、自己の内なる声に耳を傾けなくてはならない。
140年まえの公民権運動、憲法修正第十四条の成立にまつわる陰謀、架空横領事件などをめぐる謎などおおくの人物の行動や心理描写が語られるが、枝葉末節な事など細部に話を広げすぎ。プロット造りがうまいというよりグルーブ感なく雑事や歴史の説明が多く長編を読みこなすのに苦労した。”吊るされ人”も殺し屋にとっては大きな意味を持っていたわけだ。各方面のデータベースやハイテク機器を駆使して事件を分析する車椅子のライムよりパートナーのタフなサックスの活躍に魅力あり。
「書店繁盛記」田口久美子 2006/9 読む
本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている-。書店の店頭で日々奮闘する若い書店員たちの「右往左往」を書きとめた一冊。本屋さんの事件簿、大型書店オープンまでの道のりなど、書店の裏話が満載。(「MARC」データベースより)