なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

青春ミステリ

2019年09月05日 23時59分34秒 | 本・雑誌

教室が、ひとりになるまで」浅倉秋成 2019/3 読む

さようなら。もう二度と会いたくない、××の友達たち。

“最高”のクラスで起きた“最悪”の事件
彼らは何故、『自殺』をしたのか――新世代・青春本格ミステリ!

私立北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。
「私は教室で大きな声を出しすぎました。調律される必要があります」という、同じ文言の遺書を認めて。
垣内友弘にとって三人の死は疑いようもなく自殺――のはずだった。白瀬美月の言葉を聞くまでは。
「三人とも自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」
最高のクラスで、何故『自殺』は起きたのか。『犯人』の目的は何なのか。

証明不可能な罪。裁くチャンスは、一度きり。
最も孤独な謎解きの幕がひらく。伏線の狙撃手が贈る、慟哭の本格青春ミステリ!(出版社)


彼女たちの場合は

2019年09月03日 23時59分12秒 | 本・雑誌

彼女たちの場合は」 江國香織  2019/5  読了 ☆☆☆

アメリカの文化、都市の表情が垣間見られる。ただ主人公の従姉妹も登場人物も善人で善意に包まれた旅は平坦だった。

主な経路(アムトラック、グレイドハウンドバス、車同乗)

ニューヨーク→ボストン→ポートラド→メイン州メイン・ビーチ→ホワイトマウンテン(ニューハンプシャー州)→ナッシュビル(テネシー州)→セントルイス(ミズリー州)→リトルロック(アーカンソー州)→アルバカーキ(ニューメキシコ州)→帰路→セントルイス→シカゴ→ニューヨーク

                ゲートウェイ・アーチ(セントルイス。西部開拓の玄関口)

 

・「ざんねんな食べ物辞典」東海林さだお 2019/5 読む


満州外史

2019年08月27日 23時59分11秒 | 本・雑誌

「彼女たちの場合は」 江國香織  2019/5  読む


・NHK 朗読  「満州外史」 菊池寛 昭和16年(1941年)に発刊。(原書房 昭和41年9月10日発行)

第21回から40回までを聴く(1回15分/全40回10時間)

満鉄は、日露戦争後に設立された国策会社である南満州鉄道株式会社のことだが、本書は、その経営を通じて満洲開発に尽した満鉄マンの物語である。
昭和16年(1941年)に発刊されたものだが、筆者の菊池寛は、序文で次のように述べている。
「『満鉄外史』は満洲新聞社の依頼により、満鉄の歴史を興味本位に書いたものである。私は満鉄にとって、あまり縁故のない一門外漢である。だから、その資料は、主として文献に依り、その補助として、満鉄と苦楽を共にした老満鉄マンの談話を聞いて見た。だから、専門的な鉄道経営史としては一読の価値がないかも知れない、しかし満鉄人の感情史・心理史として、又一頃流行った『満鉄ロマンス』として、又読物「満鉄物語」としては、間然するところ無きを信ずるものである。私が局外者であるだけに、いろいろな史実・挿話の撰択に於ても、割合公平であり得たと想うのである。」

満鉄マンが満州事変と満州国建国にいかに奮闘し大きな役割を果たしたがドラマチックに語られる。

・青空朗読

太宰治

①嘘  時間:28分55秒

 
②愛と美について  時間:43分49秒 

朗読

2019年08月26日 23時59分13秒 | 本・雑誌

「彼女たちの場合は」 江國香織  2019/5  読む

・NHK 朗読  「満鉄外史」 菊池寛

明治から昭和前期、多くの日本人が夢見た新天地、満洲。現場の鉄道マンが異国で奮闘するエピソードを中心に、国策会社・満鉄(南満洲鉄道株式会社)設立から満洲国建国宣言時の様子まで、文豪菊池寛が生き生きと描いた小説。(出版社)

第1回から20回までを聴く

(1回15分/全40回10時間)

青空朗読

「永日小品」夏目漱石

明治期の文学者、夏目漱石の小品集。初出は「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」[1909(明治42)年]。「三四郎」と「それから」の間の時期に書かれた。1910(明治43)年に「四篇」(春陽堂)に収録されるとき、「元日」と「クレイグ先生」が加えられて全25編の今の形となった。身辺に題材をとったもの、ロンドン留学時代を回想したものなど短編小説からエッセイまで、漱石のさまざまなアプローチの掌編を味わえる。

①「印象」 時間:5分49秒

②「柿」  時間:8分18秒

③「過去の匂い」  時間:8分25秒

④「金」  時間:5分44秒

⑤「元日」  時間:6分54秒

⑥「紀元節」  時間:3分13秒

⑦「下宿」  時間:8分2秒

⑧「声」   時間:5分51秒

⑨「心」  時間:8分13秒

⑩「泥棒」 時間:13分34秒

⑪「人間」  時間:7分53秒

⑫「蛇」  時間:6分58秒

⑬「昔」   時間:6分27秒

⑭「モナリサ」   時間:7分17秒


朗読

2019年08月25日 23時59分03秒 | 本・雑誌

 ・「彼女たちの場合は」 江國香織  2019/5  読む

・「青空朗読」で朗読を聴く

桜の樹の下には

著者:梶井基次郎 読み手:堀江令子 時間:757

著者:尾崎放哉 読み手:榎本美智子 時間:932

 蜘蛛の糸

著者:芥川龍之介 読み手:池田佐季 時間:1152

 トロッコ

著者:芥川龍之介 読み手:凧野頓太 時間:1849

 一房の葡萄

著者:有島武郎 読み手:岡本茂 時間:2352

 

著者:太宰治 読み手:伊藤和 時間:2855

 父帰る

著者:小林多喜二 読み手:吉江美也子 時間:618

 居酒屋の聖人

著者:坂口安吾 読み手:野村洋二 時間:1043

 草と虫とそして

著者:種田山頭火 読み手:宮澤賢吉 時間:657

 ⑩銭形平次捕物控 路地の足跡

著者:野村胡堂 読み手:伊藤和 時間:4925