「あるようなないような」2002/10 川上弘美 読了 ☆☆☆
特に一日中何も意味あることをしなくても安心できる心地よさをあたえてくれる本。
「毎日何をしているかというと、芋を煮たり、散歩をしたり、本を読んだり、人と酒を飲んだり、仕事をしたり、パソコン通信をしたり、している。そのほかにも少しあるが、大きくくくればこんなところだ。
毎日するどんなことも、あるようなないようなことである。どれが一番ということもないし、どれが三番ということもない。どのことも、たいがい面白い」(本分より。1995年初出)
特に一日中何も意味あることをしなくても安心できる心地よさをあたえてくれる本。
「毎日何をしているかというと、芋を煮たり、散歩をしたり、本を読んだり、人と酒を飲んだり、仕事をしたり、パソコン通信をしたり、している。そのほかにも少しあるが、大きくくくればこんなところだ。
毎日するどんなことも、あるようなないようなことである。どれが一番ということもないし、どれが三番ということもない。どのことも、たいがい面白い」(本分より。1995年初出)