「正岡子規 言葉と生きる」坪内稔典 2010/12 読了 ☆☆☆
三十四歳の短い人生だったが幼年期から死の間際まで濃密な文筆活動している。
草花を植えた庭を俳句によって図解した「小園の図」や各人の位置、持ち寄り品、俳句を図解した「闇汁の図」や友人を細かく分類(夏目漱石は畏友)した記述はおもしろい。
永眠の十二時間前、病床に仰臥しつつ痩せた手によって書かれた絶筆三句。
・糸瓜(ヘチマ)咲て痰の(タン)つまりし仏かな
・痰一斗糸瓜の水も間にあはず
・をととひのへちまの水も取らざりき
「「いいかげん」のすすめ」ひろさちや 2008/4 読む
仏教を中心に、宗教的なものの見方・考え方を紹介。戸惑い・不安を抱え、傷つくことも多い現実社会を生きるための叡智をやさしく説く。(出版社)
三十四歳の短い人生だったが幼年期から死の間際まで濃密な文筆活動している。
草花を植えた庭を俳句によって図解した「小園の図」や各人の位置、持ち寄り品、俳句を図解した「闇汁の図」や友人を細かく分類(夏目漱石は畏友)した記述はおもしろい。
永眠の十二時間前、病床に仰臥しつつ痩せた手によって書かれた絶筆三句。
・糸瓜(ヘチマ)咲て痰の(タン)つまりし仏かな
・痰一斗糸瓜の水も間にあはず
・をととひのへちまの水も取らざりき
「「いいかげん」のすすめ」ひろさちや 2008/4 読む
仏教を中心に、宗教的なものの見方・考え方を紹介。戸惑い・不安を抱え、傷つくことも多い現実社会を生きるための叡智をやさしく説く。(出版社)