茶気

「筑摩現代文学大系　野坂昭如・五木寛之・井上ひさし集」1976年初版　
井上ひさし「手鎖心中」読了　☆☆☆☆
茶番が悲劇にかわるが、この事件を契機に若い絵草子作家の三人が名前を変え後の十返舎一九、曲亭馬琴、式亭三馬だったという結末に意表をつかれる。

井上ひさし「烈婦　ます女自叙伝」読む

林道散策

最高気温22度。（火）8時起床
6月30日は、43年前ビートルズが来日、武道館で演奏する。
朝の散歩。岩手山は雲の中、代わりに新幹線こまち通過


七ツ森森林公園林道を歩く。１時間50分、6,3km、約10000歩。


大森頂上から雲の中の岩手山方面


頂上から雫石町方面


頂上から繋温泉方面

よし
雫石駅前の元祖「よしゃれそば」店でランチする。青森三戸の南部氏が雫石郷を攻め入ったときの事。水濠に取り込まれた石城を攻めあぐね、濠の水を断ち切るため取り入れ口を探すため隠密を送り込んだ。あやしいとにらんだ茶屋の女将にご機嫌とりで口を割らせようとしたが、「よしゃれ（よしなさい）その手はくわないよ」と煙にまかれたと伝えられる。このときの女将の気持ちを歌ったのが「南部よしゃれ」と言われているらしい。
南部よしゃれの民謡にあわせて踊る練習の一服に、そばの上に、手元にある野菜や山菜をのせて食べたのが、よしゃれそばのはじまりとのこと。そばの実も麺にのっていた。


図書館の新聞、雑誌コーナーで産経、毎日、岩手日報、岩手タイムス、ニッカンスポーツ、サライ、ダ・ヴィンチ、婦人公論、クロワッサン最新号を読む。ダ・ヴィンチで西原理恵子スペシャル掲載。いけちゃんとぼく、女の子もがたりの映画化、毎日かあさんアニメ化などで最近露出度多い。ここでも女の自立、仕事を説く。


この蛍の棲息場所で今夜も幻想的な光を発してくれる


夜の散歩時にも蛍が約20匹以上とびかう。点滅速度や大きさからたぶん平家蛍と推定。


6月ジム利用回数は7回（前年同期16回）。
2009ジム利用実績表（6月末現在） 単位：回数
1-6月実績　前年同期 　　前年比
　67　 　　　　70　　　　　　　96%

本

「筑摩現代文学大系　野坂昭如・五木寛之・井上ひさし集」1976年初版　
井上ひさし「手鎖心中」読む
材木問屋の若旦那、栄次郎は、絵草紙の作者になりたいと死ぬほど願うあまり、自ら勘当や手鎖の刑を受け、果ては作りごとの心中を企むが…。ばかばかしいことに命を賭け、茶番によって真実に迫ろうとする、戯作者の業を描いて、ユーモラスな中に凄みの漂う直木賞受賞作。（「BOOK」データベース）

雫石

最高気温31度。上弦　（月）7時起床
盛岡で５日連続真夏日

午前の仕事はペンキ塗り２時間。朝から暑く、盛岡で10時過ぎで30度。


公営プールに併設されているトレーニングルームで1時間半ほど身体ほぐす。冷房効いて快適、利用者も他に誰も来ず独占状態。カールストレッチベンチで身体伸ばすのが気持ちいい。


北国らしくスキーマスターの機具がある


最近リニューアルされた雫石駅銀河ステーション


この町の役場のロビーには岩手日報しかおいてない。新聞タイム


夕方の散歩


晩飯は三人で冷麺の外食


蛍の飛ぶ数が増えてきた

生々流転

「筑摩現代文学大系　岡本かの子・宇野千代集」1978年初版　岡本かの子「東海道五十三次」「金魚撩乱」読了　☆☆☆☆
1937-1938年（48-49歳）作品。何度も往来する東海道人種とでもいうべき漂白人がいたとは…

安息日

最高気温30度。（日）4→7→10時起床
ラジオ深夜便4時からの「わが人生の歌語り　五木寛之」を聞くために起きるが途中で寝入る。7時朝食後の読書中にまたも眠る。
が、家人に毛を刈られシャワーを浴びる


昼の散歩。岩手山はガスってうっすら見える


の散歩時、稲田に独りで草取りらしき作業をしている人をたびたび見る。暑い中、腰を折って地道な手作業する姿には感心させられる。自分なら1～2列でネをあげそう。


金魚撩乱


ウサギを外に開放。仲がいいのか嫌ってるのか、この二匹の親密度の距離がいまいち不明。


敷地内の用水路近辺を蛍のとびかう数が多くなってきた。デジカメ撮影は難しい




真夏日で外出・仕事意欲わかず。安息日となる。

本

「筑摩現代文学大系　岡本かの子・宇野千代集」1978年初版　宇野千代「色ざんげ」読了　☆☆☆
無意志、無気力、無責任の主人公がなぜかモテル不毛の恋愛だが、文体は読みやすい。

深夜便生放送

ラジオ深夜便　（AM生
・6/26　まるごと体感！歩いて北海道　～英国流・フットパスの楽しみ　エコ・ネットワーク代表…小川巖
　フットパス発祥の英国では、のべ24万キロも設置されている。北海道の野幌原始林経由の南幌コース大会が紹介されていたが地理感がわかるだけに興味ぶかかった。北海道はフット・パスのコースが多くうらやましい。
・6/27　アンカーを囲むつどい～札幌市：榊寿之、柴田祐規子
　深夜便の2代目アイドル登場（初代は室町澄子氏）
・6/27　こころの時代：「私が生き物から教わったこと」獣医師・動物写真家…竹田津実
野生の生き物がケガしているのを助けるべきか、否かなど興味深いエピソードが満載。
・6/27　人生“私”流　「どん底も笑いに変えて」漫画家…西原理恵子

渓流

時々最高気温28度。（土）3時起床
日の出（4時9分）前に散歩。釣り師Ｎの運転手として渓流釣り初心者コースに出発。


足湯につかりＮ手作りおにぎり朝食


渓流。Ｎ手応えあったが釣り逃がす





渓流めぐりの帰る途中に、かえる登場


高さ7mの幣懸の滝（ぬさがけのたき）


帰路途中の直売場で野菜他購入


夕方散歩。庭で一番盛りの花


散歩後、食事も済んで後は夢うつつ

1935年作品

「筑摩現代文学大系　岡本かの子・宇野千代集」1978年初版　
宇野千代「色ざんげ」を読む
宇野氏が書いたいちばん長い小説。氏はそのころ画家東郷青児と同棲していたが、これは東郷が彼女と識る前に起こした心中未遂事件による作品。