日本の名城・古城 城撮り物語

全国各地の名城・古城の現況を写真でレポートします。

浦戸城の巻 四国の雄、秦始皇帝の末裔、長宗我部元親が築城

2017-01-05 15:51:50 | 四国
高知城をあとに桂浜へ向かいました。


あまりにも有名な桂浜の坂本龍馬像。懐へ右手を入れているのが特徴です。

この龍馬像は1928年(昭和3年)の建造。建設者は高知県青年、原型は本山白雲、財手は島村治文、鋳造は角川健治、台座工事は宮本金太郎。全国にある龍馬像のさきがけ、元祖です。


桂浜の太平洋


龍馬彰勲碑


椿の小径

標高59mの浦戸山に現在は国民宿舎と龍馬記念館があります。

坂本龍馬記念館

記念館前のシェイクハンドの龍馬像

浦戸城の入口

浦戸山

山祇神社

浦戸山山頂の浦戸城天守跡。浦戸城は16世紀半ばに本山氏が築城、その本山氏を長宗我部国親(元親の父)が滅ぼして長宗我部の城となりました。国親の子、元親は岡豊城から大高坂城(のちの高知城)、浦戸城と本拠を移しました。元親の子、盛親は1600年の関が原の戦いで西軍に加わって敗戦、長宗我部は断絶。浪人となった長宗我部盛親は真田幸村らとともに大坂の陣で戦い、敗れて処刑。長宗我部氏はもとは秦(はた)と称した渡来人で秦始皇帝の末裔だそうです。
長宗我部のあとに土佐に山内一豊が入国し、大高坂城を拡張して高知城を築き、山内家は幕末まで土佐藩が続きます。



龍馬記念館に入館します。





海援隊の隊旗

高杉晋作が龍馬に贈ったピストル、スミス&ウエッソン32口径、同型機です。

龍馬が暗殺された京都の近江屋の現場を復元しました。

記念館の展望フロアからの眺め。夕日がきれいだと思います。


龍馬の生家の模型

ジョン万次郎を救助した捕鯨船ジョン・ハウランド号の模型

龍馬と中岡慎太郎

桂浜の龍馬像の原型のレプリカ



桂浜水族館


稲荷神社



車道の脇の浦戸城址碑

高知駅

駅前の土佐維新三傑の像。右から中岡慎太郎、坂本龍馬、武市半平太。高知は偉人の像の宝庫です。





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