フィンランドいろいろオーロラ

春・夏・秋・冬・オーロラ

ラップランドの白夜に苦情?

2024年06月30日 | Weblog

現在北半球のラップランドでは夜の無い夜が8月まで続く白夜ですが、

その夜の無い夜は、例えばフィンランド最北の村ヌオルガムでは、

まる74日間、太陽が24時間輝く日が続きます。

今でこそ、ラップランドのイメージは冬のオーロラですが、80年代は

真夜中の太陽を見るため沢山の旅行者が訪れていたようです。

当時は白夜の意味がよく分からず旅行者の中には、白夜に特別な期待を

抱いていて、旅行に来たあるイタリア人旅行者から寄せられた苦情を

夏になると今でも思い出す(イナリの観光センター係)との事ですが、

その苦情とは、彼は白夜見てがっかりし、これは昼に輝く太陽と

同じだと不平を言ったそうです。

昼に輝く太陽と同じ!?・・・これは、白夜には別の光の現象、あるいは

特に夜に輝く太陽!と言うイメージを持ってたようです。

今でこそ白夜・極夜の意味を簡単に調べられるが、80年代では家で簡単に

調べられず、自分のイメージと大分違った旅行になったようです。

ケサ(夏)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする