今日久々に雲が切れて月が見えたのが15時、その後また曇りだす。
さて、ラップランドの北の町ウツヨキでは、カーモス(ポーラナイト)に入り
これから、1月の半ばまで太陽が拝めず朝から星とオーロラだけが見える時期、
と、書くとロマンチック!と、思う方も居るだろうが、そこで生活してる方達に
とっては、ロマンチックなんてものではないのだ。
太陽が二ヶ月近く見えない世界では、精神的な病状が増えてくるのはあきらか、
その間彼らはその暗い中での生活にどう対応して行くのだろう。
じっと耐えるのはもちろんだが、それへの対処法は、笑いだそうです。
笑いで暗さを吹き飛ばす。これがカーモスと言う暗い時期に生き延びる
生活の知恵。
そういえば、日本でも笑う門には福くる。と言うので、笑いは
人間にとって共通の幸せになれる第一歩かも知れませんね。
とは言っても中にはどうしても耐えられない。という人達も居ます。
ところで、ラップランドの北の町と言えば、日本から見たら僻地かも知れない。
寒くて暗くて、星とオーロラなんか見ていても幸せにはなれない。
それより明るい太陽が必要なんです人間には、そんな暗い僻地?に住んでる
住民の中には、そのカーモスの時期、約二ヶ月間、一家全員オーストラリア
で過ごす方も結構居るんです。
大都会に住んでるのと、どちらが優雅な生活かな?などと考えたりもします。
それにしても、この曇り空笑いでは吹き飛ばせない。。。