国境（Ｒａｊａ）

フィンランドは三国との国境があります。東はロシア、西はスウェーデンと
ノルウェー。旅行者が自由に国境を越えることが出来るのは、スウェーデンと
ノルウェーです。現在この二国間には入国検査をする検問所は廃止されていて、
人も物も自由に往来出来ます。ノルウェーはＥＵに加盟してませんが、シェンゲン
協定には加盟しており、スウェーデン間、フィンランド間の検問はありません。
写真はここから６００ｍ先はスウェーデンとの標示。こちらフィンランド側は
Ｋａａｒｅｓｖａｎｔｏ村。橋を渡って６００ｍ先にあるスウェーデン側の国境の
町はＫａｒｅｓｕａｎｄｏ。

　　　　　　　
検問所は係官がいない無人の建物。人が自由に移動出来るのは良いが入国スタンプ
は貰えなくなり、ちょっとさみしいですね。

　　　　　　　
フィンランド側のＫａａｒｅｓｖａｎｔｏから北上すると、ノールカップ（北緯７１度１０分２１秒）へ行けます。
また、キルピスヤルヴィを通りトロムソへ行く事も出来、またその道は俗にキングスロードとも言いますが、
これはスウェーデンの国王が車で北上する道としてもよく知られてます。
この西ラップランド地方、冬も夏も国境を越えて楽しむ事が出来ます。

スノービレッジ

ラップランドのレヴィ・ユッラスの中間にスノービレッジ？要するにアイスホテルがあります。今では北海道にも、雪のある北国では何処にでもあると言われるアイスホテルですが、国が違えば飲む酒も違うように？（たとえがわるいかな）それぞれの国、地域の特長が出て楽しめます。
　　　　　　　
ここのスノービレッジ規模は小さいんですが、毎年少しずつ拡張してるそうです。
氷に囲まれたダブルベッド、ハネムーンで宿泊するカップルはいるのだろうか？聞き忘れました。
　　　　　　　　　　　　
一泊してみたいが、・・・部屋にはドアーが無いので安心して眠る事が出来るんでしょうか？

サンポ号

ケミの砕氷船サンポ号、思っていたより小さい船で排水量３５４２トン。
全長75.68ｍ。氷を割る砕氷力、氷の厚さは80～120ｃｍ　船の建造は１９６０年。
古い船なので船内は特別興味をしめすような物は無し。

　　　　　　まずは氷の海へ、見渡す限り氷！
　　　　　　　
　　　　　　新氷を割って進むサンポ号
　　　　　　　

　　　　　　これじゃ泳げないよなぁ～
　　　　　　　

　　　　　　待ちに待った氷海遊泳ようやく出来た～
　　　　　　　
　　　　　　恍惚の人！
　　　　　　　
しかしこの砕氷船3月の末に乗ったので明るかったが、暗い時期に乗ったら周りが見えず・・暗いのもまた良いのかな！ただ、この氷海遊泳に付いては身長制限があり、身長１５０ｃｍ以下は氷海遊泳は出来ないそうです（金は取るけど）