フィンランドいろいろオーロラ

春・夏・秋・冬・オーロラ

チャーター便減少!

2009年10月28日 | Weblog
ドラゴンの巨大なグリーンの舌でペロリと舐められた!撮影レヴィ。

今冬のクリスマス時期に、ラップランドへのチャーター便が減少している。現在までの予約便は350便(昨年は470便)ピーク時の2007年には612便。今日までラップランドで不況 と言う言葉は聞かれなかったが、今冬は寒い風が吹き荒れそうな雲行きになってきました。

理由は、イギリスからのチャーター便が減少した事です。これまで、ラップランドへのクリスマスツアー客の90%以上が英国からのエンゲレスマン。ここ10年ほどエンゲレスマンの占領下・植民地みたいになっていたラップランドも潤っていたが・・・今はポンドは安いしね。

これからは、今までラップランドへ入れなかった中部・南ヨーロッパ諸国からも積極的に受け入れるとのニュース。(うまく行く事を願ってます。)

今冬のクリスマスツアー客は、推定で約70000人。チャーター機の大半は、キッティラ。ロヴァ二エミ。以外はイバロ、エノンテキオとクーサモ空港。

さて、日本からのツアー客に付いては?何もニュースが無し・・・
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インフルエンザ

2009年10月26日 | Weblog
インフルエンザが流行し始めたので、予防はやはり体を丈夫にすることだな。
それには、昔さながらの療法!サウナで体を温め湖水に飛び込む。日が出ていたら
日光浴も出来るし、さあ~行こうか。

フィンランドも北から南まで、全国でブタインフルエンザが流行し始めたようです。ラップランドでは、ロヴァ二エミ、ソダンクゥラ、ムオニオ、エノンテキオと北ラップランドまで広がりつつある。
ムオニオ、エノンテキオでは現在の所、小・中学生の生徒達とその家族が感染してるそうで、これからクリスマスにかけてブタ・インフルエンザが流行すると思われる。と、今日のラップランドのニュースです。
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旧跡

2009年10月25日 | Weblog
フィンランドで現在残っている三つの古城より、廃墟となった中世の城のほうが多いと言われていますが、この城もその一つ。
トゥルク市より約20km南東にあたり、クーシストは城のあった場所地名で、
城の名は、クーシスト城、または、クーシストの司教城とも言われてます。
この地は戦略的にみると非常に最適な場所であったと言われてる。

1200年代にキリスト教が伝えられ、最初の教会が建てられたのがコロイネンの地であったが、常にノヴゴロド人により強奪にあい建物も教会も焼かれる事がしばしばありコロイネンの地も安全では無いとみなし、クーシストの地に司教の安全な城を建設した と言われている「推測」(クーシストの司教城とも言われる)

城の建設は1318年以後に始まり、1520年代にほぼ完成するが、時は宗教改革(旧教より新教へ)を行った当時のスウェーデンの国王、グスター「グスタフ?」ヴァーサにより1528年に破壊される。(フィンランド、カトリック司教の最後の砦)

当時のクーシスト城は、Turku 城より小さかったと言われてるが、当時の城の生活空間は広々として、暖炉、オーブンなどの設備も整い窓にはガラスが使われていて、また、金をあしらった絨毯を敷き、当時の中世の城の中では居住性はとても良く快適な生活をしていた と言われている。
       
ゲーム、ファイナルファンタジーが大好きという二人が剣を持ってチャンバラごっこをして遊んでた!

             
       
       
                  お城の完成図?

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まだ秋!

2009年10月13日 | Weblog
テレビのニュースだと今日は雪予報だったので、天気のよい日曜日に散歩に出る。
今年の紅葉・黄葉は今一。明日の天気は晴れ!まだ少しは秋が続きそうだ。
北ラップランドはすでに冬雪もあり朝方は-20℃との予報!素晴らしい。
     
       
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国旗

2009年10月11日 | Weblog
今日10日はフィンランド全国、北はラップランドから南まで国旗が揚がっていたが、今日はフィンランドの作家「ALEKSIS KIVI」の日。

国旗を大切にしない国民国家は瓦解すると言われるが、国旗に誇りを持ち大切にする国フィンランドは心配無し。
       
       

     
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トナカイに注意!

2009年10月07日 | Weblog
秋はトナカイが恋をする季節?・・今発情期なのでこの時期にラップランドへ旅行する方は、トナカイに気を付けて下さい。
発情期のトナカイに近づき過ぎると、やきもち?をやかれ人間であろうと威嚇し、場合によっては攻撃する事もありえます。

ハイキング、散歩中、トナカイに出合ったら写真を撮ろうと近づき過ぎないよう静かに距離を置いて遠ざかる事。

もし、トナカイに襲われたら!?木の陰に隠れトナカイが去るまで様子を見る事。
とにかく、この時期、森の散歩などでトナカイに合ったら近づき過ぎないよう
気を付けて下さい。以上今日のラップランドのニュースでした。
       
発情期を過ぎたトナカイはおとなしく、人を襲う事はありません。

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皇帝とディナー

2009年10月05日 | Weblog
トゥルク城内国王の広間にて開かれたディナーパーティーで食事を楽しんできた。このディナーパーティーは、フィンランドがスウェーデン王国から、ロシア帝国へ併合されて今年で200年目にあたる年であり、当時のロシア皇帝(アレクサンドル1世)とスウェーデン王太子。カール14世ヨハン(後にスウェーデン王・ノルウェー王になる)との晩餐会を再現したディナーパーティー。
       
食事の前にいろいろ儀式があり、ロシア皇帝のスピーチ、カールヨハン太子のスピーチ後皆でシャンペングラスを持ち、スコール(乾杯)して食事。
このディナーパーティー19時から始まり終わったのが23時20分。4時間半かかった。食事は7コース。もちろん食事の合間にフランス語。スウェーデン語。フィンランド語での説明とか儀式が行われ、フランス語でのシャンソン、ロシア語のオペラ、スウェーデン語でのコーラスなどを聞きながら食事が進められて行くので、4時間以上かかった食事も飽きる事はなく楽しく食事が出来た。
       
始めは、いろいろ行われる儀式を笑って見ていたが、食事が進むにつれだんだん彼らの演技を笑えなくなり、自分がまるで19世紀初頭のトゥルク城の中に居るような錯覚にとらわれ、食事は最高!今までフィンランドで食べた食事の中では一番美味しかった。残念なのは車で行ったので酒を飲めなかったが、最初のグラスシャンペンは飲む事が出来たのでよしとする。

この食事会フランス語が使われるが、これはスウェーデンのカール14世ヨハン王太子はフランス人であり、ナポレオンの下にいた元帥(名はベルナドッテ)後に国王になる。

このカールヨハン、ナポレオンに伝えた言葉は・・・
スウェーデン王太子となって将来国王となる以上、自分はスウェーデンの為に
戦う。政治においては友情(友愛)も憎悪も存在しません。そこには運命の神が
命じた祖国に対する義務しか存在しません。と言ってナポレオンと戦ったカールヨハン。

今の日本の政治家で祖国(国)の為に と言う言葉を使う政治家はいるのだろうか?
祖国民の為にでは無く、他国民の為の政治を行う としか思えないような政治家が
多い日本の政治家とは大違い。。。

そう~そう~このトゥルク城でのディナーパーティーは、まだやってます。




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