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日大から“ 大 ” を取ったら…

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昨夜はAbemaTVで生中継された、日大アメリカンフットボール部内田前監督と同部井上コーチによる、拙ブログ読者の皆さんもご存知かと思いますが、一連の騒動についての緊急記者会見を視聴した。




日大アメフト部 内田前監督(右)、井上コーチ(左)
(引用:Yahoo!画像検索 日刊スポーツ 横山健太氏 撮影)

一昨日の負傷させた側の宮川選手による虚心坦懐に述べた記者会見に比べ、謝罪会見なのか反論主張の会見なのかさっぱり解らない、なんとも煮え切らない90分だった。

また、戦前の日本の硬直した社会構造がみえ隠れする、何やら背中に寒気を感じるものでもあった。

日本大学から大学を除いたら、話が分かりやすい。

内田前監督を大日本帝国軍上層部と見立て、井上コーチは部隊長。
宮川君は選ばれし特攻隊員。


HUFFPOST JAPAN 撮影
(Yahoo!画像検索より引用)

連合軍から日本を守る為には、一撃必殺の戦法しか残されていない。
兵器としてガタイの大きさは十分で、おとなしく自分を主張しない彼を精神的に追い詰め、特攻に何の躊躇もなく出撃させるに、百戦錬磨の教育者?指導者?からすれば、赤子の手をひねるより容易いものであっただろう。

あの場面を前監督は見ていなかったと言う。確かにフットボールの試合では、ボールの位置の1インチが攻守の鍵となり、グラウンディングにどちら側が支配しているかで、戦況はガラリと変わってしまうもので、一時も目が離せない。

かたや、井上コーチは反則場面を見ていたという。両チームの選手、監督、コーチ陣がボールの行方に集中している最中、なぜ宮川選手に、あるいは負傷した関学QBの選手の様子をひとりだけ見ていたのか?

1プレー目に起こるであろう事を、予測していたかの様に。その特攻の成果はいかほどのものかを見届ける為に。


…………………

70余年前の宮川君と同年代の多くの若者が、日本を守るためという大義名分を通す為、個を押さえ込んで戦火に散っていった。

戦争の道具として人の命を無思慮に扱った軍令を発し、自らは戦後のうのうと生き延びた卑怯極まりない者もいる。



海に行けば、波に洗われるされこうべ。

山に行けば、草生す中に横たわるがい骨。

大君のお足元に死のう。

後ろを振り返ることなく。

( 万葉集 ・大友家持 歌 )

宮川選手は心に深傷を負いながらも生きて還って来た。洗脳から目が覚め、懸命に謝罪を繰り返し、真実を語った。

24日の日大の再回答を待ち、関西学院大学側は26日に会見の予定。

二人の学生の未来の為に、アメリカンフットボールに携わる人々の為に、嘘で固めた政治屋(せいじや)をお手本にするのか、聖者(せいじゃ)の対応を示す事になるのか、まだ目が離せない。

では ごきげんよう!

愛あるあなたの、ピンポンダッシュ
↓決めてちょ〜↓

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