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第1回 74式戦車G型 履帯の組み立て





ようこそ !
 趣味人(シュミット)の
   プラジェクトX(ばってん)へ!




箱絵/組み立て説明書/転載禁止の車輌解説書兼デカール貼付図/デカールです。
箱絵のサインはT.Kurokawaとあります。
砲身を強調し、重心を低く置く安定感のある車体の描き方と、程よい汚しは塗装の参考にもなります。





組み立て説明書では、工程に必要なパーツがランナー枠A〜Jに関係なく通し番号1〜233で表記してあり、A-15とかE-40というような枠で探せるのに慣れている者からすると、そこはちょっと不便かなあ。






そこで、パーツ番号でしか探せないのなら、ランナータグの英文字は無視して、マステに書き入れて貼りました。






ホビージャパンウェブサイトより引用

キットの売りは車高が3段階に可変できる事。傾斜地であっても車体の傾きを水平に保つギミックを、車輌下面に開けられた4箇所の小窓からレバーを動かして出来るような設計がされています。ジオラマ仕立てには迫力あるものが作れるでしょうが、単体で完成させた後は車高の可変を楽しもうとは思わないですね。
パーツの接着具合によっては動かしているうちに外れたり、壊れて元に戻らなくなったりする心配があるから。
これがメタルダイキャストだったら、摺動部にたっぷりとグリスアップしてガチャガチャさせて遊ぶ事も出来るでしょうが、元々壊れやすいプラモデルにそこまでの事を詰め込むこと自体無理があるように思えます。←あくまでも私見ね。

製作の目標は数ある74式戦車の中でも、珍しいG型の特徴的なカタチにする事。車高可動はさせません。砲身カバーも砲身角度に合わせた3パターンの選択式ですが、ひとつに絞ります。キット所有者の球磨七つぁんにも、一指も触れさせません。←そりゃあ無理っつーもん。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)




余談ですが4月6日から始まるNHKの「新プロジェクトX」の放映前の番宣で初めて明かされた、これまでの番組中で場面切り替わりの囁くような「プロジェクトエーックス」は、初代アシスタントの久保純子アナウンサーが発していた声でした。「新プロ…」でもそれを新たに加工したものが流されるようです。オープニングテーマ曲の中島みゆき「地上の星」は変わらず!




プラジェクトX(ばって〜ん♡)





可動履帯の組み立てです。

ニッパーやデザインナイフで切り離す衝撃で、細かいパーツが曲がったり折れたりするのを防ぐため、パーツを囲んだランナーを赤印の所から切り離した後、ゲートカットしました。



赤丸のところが曲がったり折れたりしやすい部分です。ランナーの切断、パーツの切り離しには衝撃が殆ど無いゴッドハンドニッパーを使いました。切り離しの作業がここだけでも約1000回になるので、2度切りしなくてもいいパーツギリギリを攻められ、ゲート跡が気にならないゴッドハンド“究極”ニッパーは、威力を発揮しました。



パーツ番号44/45/46それぞれをカップに仕分けたところです。手前の箱状の物は履帯を組み立てる治具がキットに含まれていましたが、一度に10個程度しか組み立てられません。履帯は片側77コマ必要なので、オリジナルの治具を用意しました。




50センチステンレススケールに連結部品の幅で檜材を両面テープで固定し、壁紙用低粘着マスキングテープの粘着面を表にして両面テープを裏に貼ったものを檜材の間に貼って準備。
1コマ5ミリでも約40センチになりますから。





檜材の内側にタミヤ製2ミリプラ角材を借り置きして、接地側の履帯パーツを間を詰めて、低粘着の壁紙用マスキングテープに貼り付けていきました。





数十個並べたら動かないよう板材で押さえ、両脇の2ミリプラ角材を抜いてずらしていきました。






連結パーツは接地パーツに彫刻された溝に合わせて、浮かないよう軽く押さえなが並べていきました。




履帯内側の転輪に接するパーツを接着していきました。



履帯パーツ双方の裏には前後方向が統一出来るオス・メス型が彫刻されているので、それを確認しながら高粘度接着剤を流し込みタイプの接着剤で緩めたもので接着していきました。



パーツ精度の高い可動履帯が最初からセットされているので、一万円に届きそうなキット価格もまんざら高いとは言えません。
キット紹介にオールインワンと謳ってある意味が分かりました。

一先ず足回りのヤマは越えました。






ウクライナ

に勝利を!



今日もご覧頂き
 ありがとうございました。m(_ _)m

  今回は この辺で 
    ごきげんよう  (^o^)/


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