笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

計算パズル

2010-12-06 23:09:51 | Weblog
 月曜練習には、7人の子が来た。団員は14人なので、いつもの半分の人数である。少し寂しい人数ではあるが、来た子供たちが来てよかったと思えるような練習をしたいと思った。子供たちは、指示をしなくても自分たちでウォーミングアップや足じゃんけんなどをして動いている。その後、計算パズルに取り組ませてみた。バレーの練習なのに計算と思われるだろう。普段ボールを使っているとできないような練習をしてみたいと思った。
 宮本算数教室の教材「賢くなるパズル」計算ブロックたし算初級をさせてみた。9マスに1~3の数字を縦横に入れていくのだが、太枠で囲まれたブロックの中に書かれている数字が和を表している。その和になるように計算をし、縦横それぞれ1~3の数字が一つずつ入れていくというパズルである。答えを出すことが目的ではない。その過程が大事なのである。
 子供たちは、試行錯誤を繰り返して、計算をしている。子供たちの集中力、思考力、ねばりなどをねらいに、できないからおもしろい、できたらもっとおもしろいということで、できた子供たちはどんどん取り組んでいた。
 また、できない子にできる子がやり方を教えていたが、一人で黙々と取り組むということもねらいの一つである。
 自分と向き合う、自分に克つということは何もバレーだけではないと思う。ふだん、勉強が苦手だという子も一生懸命粘り強く取り組んでいた。体の汗をかくだけでなく、脳の汗をかくということもあってもいいのではないかといろいろと実験的にやってみた。子供たちはもっとやりたいという気持ちを持ってくれたようである。もっともっと子供たちを刺激したい。日々努力。
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