3人きょうだい+アトママvsアトピー

長男のアトピーの記録を主に、我が家の3人きょうだいの日々・・・。

食事療法

2006年07月19日 07時53分40秒 | 食物アレルギー
こんにちわ。アトママです

退院してから、S先生のところで、アレルギーの検査の話をしました。
(除去しなくてもいいといわれるのは、もう分かっていましたが。)

やはり、
    「飛びぬけている卵白は1歳くらいまで置いといたらいいけど、あとはね・・・

とのこと。さすがに卵白は食物アレルギーの可能性があるようでした。
でも、これも1歳くらいになったら再度の血液検査をするのではなく、少しづつ食べさせてみるという方法ではじめる事になっています。

さて、その他の食物ですが、牛乳はアレルギー用ミルクという事になるのでしょうが、出産した病院でも、入院していた間も、普通の粉ミルクをあげていたから、ショックや蕁麻疹を起こさない事が分かっているので、問題なし
その他も、あげてみて何も起こらなければよし

ということで、ミルクも変えていませんし、小麦も、卵黄も食べさせていますよ

もし、この時点(5ヶ月の頃)ですべて除去する生活を始めていたら、もうすでにツルツルお肌になっているかもしれません。
除去療法を薦められる方は、「除去をするとお肌が綺麗になった」ということを根拠にしておられるので、それも本当の事だと思います。

でも、うちは除去しなくても、湿疹はだんだんと良くなってきています(現在9ヶ月)
まだ、ツルツルではありませんが、確実にこれも事実です。


食事療法をされている人の中には
「除去しないと、アトピーが治らない」または『除去すればアトピーが治る』
と思っている方がいるのではないかと思います。
でも、これは、食事療法を薦められた入院先の主治医が言った言葉です。

   「確かに、年齢が上がって、免疫が付いてくれば勝手に落ち着いてくるんです。要は、そうなるまでをどう過ごすかということなんですよね~」

そう。かゆがっているわが子を見るのは確かに辛い事です
でも、安易に食事療法やステロイドを使用して、その場しのぎをすることで、後々影響がある可能性を忘れているように思います。
食事療法も、ステロイドも対症療法でしかないということを、もっと医者は説明し、患者が理解するべきだと思います。










アレルギーの検査

2006年07月18日 08時21分11秒 | 食物アレルギー
こんにちわ。アトママです

食物アレルギーアトピー関係については、人によって考え方がさまざまです。

前にも書きましたが、ウチが通っている小児科のS先生
「食物アレルギーとアトピーは別」と考えています。

入院の際には紹介状に
「出来るだけ、アレルギーの検査はしないでください。」
とわざわざ書き入れており、
『人間は、数字に弱いから・・・。数字に振り回される必要はない。」
といつもおっしゃっています。

ところが、入院先の病院できっちりアレルギーの検査してくれました

結果は次のとおり
     ヤケヒョウダニ (2)
     コナヒョウダニ  (2)
     牛乳(ミルク)  (5)
     小麦       (4)
     米        (2)
     大豆       (1)
     卵白       (6)
     卵黄       (4)  
  Ige抗体値も   4435

入院先の主治医は、
     「Ige抗体のこんな数字は、初めて見ました。」
と驚いて、「ひどい!」  を連発していました。
まあ、何もない人(1歳未満)で、20以下が正常値だから、軽く220倍


こんなに言われたら、長女のときだったら相当へこんでいただろうと思いますが、2人目ともなるとこんなに余裕があるのかというぐらい、私がどちらかというと面白がっていたので、主治医も色々調子に乗って言ったんだと思います
へこんでいる相手にこんな言い方したら、いくらなんでも医者失格ですよね。)
     
それから、
「うちの病院だったら、卵・牛乳・小麦は完全除去というでしょうね~」
とこちらは、S先生の紹介患者向けにかなり控えめにおっしゃっていました。







入院…その後

2006年07月17日 22時52分16秒 | 携帯から
こんにちわ。アトママです

入院8日目の退院。

でも、退院前日の血液検査の結果は、結構ギリギリラインでした

主治医いわく、

「『この数値で本当に退院させてもいいのか』という意見が多かったんですが、あとは通院で様子見ましょう。」

ということで、退院後1週間目と3週間目に通院する事が条件付きでした。

退院後の通院でもなんとか、正常値を保ち、少しは良くなる傾向も見られました。

ちなみに入院してからのお薬
  ワセリンと亜鉛華軟膏を7:3で混ぜたもの
    と
  セルテクトという抗アレルギーの飲み薬になりました。

入院先の主治医いわく、今まで使用していた
アンダームトパルジックという非ステロイド系の薬は、それ自身にアレルギーを起こす人もいるとのことでした。

退院後2週間ほどで別の病気でいつもの小児科へいきました。
その時に


『一応、亜鉛化軟膏とワセリン・セルテクトで続けてみる?』

という事になり、それ以来ずっと薬は変わっていません。

現在の症状ですが、どうしても少し赤みが出てくる時期と、このままきれいになるかも・・・と思えるほど落ち着いているときのがあるものの、全体的には良くなってきています。
今は関節の内側、首、頬の下のほうを時々かゆがるくらいで、かきむしって目が離せないということもなくなりました。

[きっと、この夏中にはもっと落ち着いてくると信じています。」




入院中の経過

2006年07月14日 08時18分21秒 | 携帯から
こんにちわ。アトママです

もともと、血液検査の結果が悪くて入院しました。
血液中の主にナトリウム・たんぱく質の値が低くなっているとのこと。
それも、滲出液が大量に出ているせいでもありました。
あと、おっぱいが足りてない
長女の時には完全母乳でしっかり育ったので、おっぱいには自信があったのですが、

「おっぱい(あんまり)出てない疑惑

小児科の先生いわく、
     『お母さんの精神的にもでにくくなってたんちゃう?』

気にしてないフリは、やっぱりフリでしかなかったのかも・・・

で、入院してから、ミルクを足すようになりました。
はじめは受け付けなかった息子も3日目ぐらいにはしっかり飲めるようになりました。

入院2日目までは、24時間の点滴
それで、少し血液検査の値も改善したとのと、沐浴も出来ないので、点滴ははずしてもらう事ができました。
(私が、回診の先生に
     『こんなにむくんで、汁ので方がヒドイのは、今まででも初めてです~と泣きついたのも影響したのか!?)


その次の日からは、ジュクジュクしたところに細菌が付いて、悪さをしているということで、今度は1日2回の沐浴 

それと、血液検査
はっきり言って、あとはご飯を食べるか、寝てるだけなんだけど、結構せわしなく感じました

でも、沐浴を始めてからみるみるうちに良くなっていく
といっても、一番ひどいときと比べるとですが・・・

血液検査の結果も日に日に改善して行って、6日目ついに

    「あさって、退院しましょうか!」
    

と、退院のめどが付いたのでした。


治療方針

2006年07月13日 08時56分46秒 | 携帯から
            →最近の息子の写真です。 

こんにちわ。アトママです

重症のアトピーで入院した息子
入院する病院を決めるときにもポイントがありました。

1)近い。(これは、普通。)

2)ステロイドをすすめない。

もうご存知のとおり、うちがかかっている小児科の先生は、ステロイド絶対反対!!なのです。
ですから、『入院』と電話をもらって、『どこの病院にしようか』という話になったときも
決め手は『ステロイドを薦めてこない』病院
で先生自身が、
「あそこの病院は、『何でステロイド使ってあげないの?』と言って来る看護師さんがいたらしいわ。」とか

「○○病院は、先生が怒るらしいわ。」とか

色々情報を集めていらして、
「△△病院なら、『ステロイドは絶対に使わず、その事も口に出さないでください。』ってお願いしといたら大丈夫やったみたい。」

と2~3大丈夫そうな病院名を教えていただき、その中から選んだというわけです

でも、実際大丈夫と言われて選んだその病院でも、主治医と話をする中で

「○○先生の所の紹介患者さんには、ステロイドは使っていません。」

と前置きした上で、

「でも、ここまで酷いとボク個人的にはそこまでこだわる必要はないと思いますけどね~。
バランス感覚も必要ですよ。


と言っていました

私も、もう分かっているので「あはは~。○○先生に,ずっとお世話になってるから、方針に従っておきます
 
と流しておきました。
その主治医によると、○○先生はステロイド嫌いで有名だそうです
(やっぱりというか、なんというか・・・これが日本の現実です)




入院生活

2006年07月12日 09時00分56秒 | 携帯から
こんにちわ。アトママです

息子の入院が決まって、自分自身は育児休業中なので、会社に気兼ねする事もなく、今で良かった~という感じでしたが、問題は家族
というか、3歳の娘。

相方の実家に無理をいい、相方もろともお世話になる事に。
朝は、出来る日は相方が保育園へ送り、帰りは義母に迎えに行ってもらいました。(これは、本当に助かりました。)

で、息子は24時間点滴。。。
これがまた、体内の水分量が増えるため、滲出液の量も増え、いままで、見たこともないようなさらにひどい顔に
ジュクジュクに加えてパンパンにむくんでいました。

しかも、点滴を取れないように固定している包帯(シーネって言うらしい。)で、顔をゴシゴシ
鼻の頭の皮がむけてしまいました。
で、毎日のように血液検査
結局、その検査の結果がよくならない限り、退院できないということでした。

幸い、同じ病室だった人がとてもいい人で、お話なんかしながら母は楽しく過ごしたのでした。



★はじめて、写真しました。(まだ良く分からないんですけど・・・)
 入院中の写真はないので、ちょうどお正月ごろの写真です。
 この頃でも今見ると十分ひどいですね~。










息子のアトピー(6) 入院

2006年07月11日 08時11分10秒 | 携帯から
こんにちわ。アトママです

入院当日のスケジュール

7:30   3歳の娘を保育園へ送っていく
8:00   洗濯・荷造りを済ませて小児科へ
8:30   小児科到着先生とお話・紹介状を書いてもらう。入院を希望する病院へ連絡をとり、ベッドが空いているか確認してもらう間、待機
8:50   確認が取れ、小児科を出る。
9:10   娘の保育園の生活発表会へ!
10:20  娘の出番が終わった様子。保育園を抜け出し、一旦家へ戻る。
10:40  おばあちゃんがスクーターで来てくれる。
10:50  荷物を持ち、おばあちゃんを車に乗せて、いざ入院する病院へ
11:10  病院到着。受付を済ませ、しばし待つ。
11:20  診察・採血・点滴。
11:30~ 検査結果を待つ
14:30  検査結果を医者が話しにくる。(この時点でまだ処置室のようなところにいる。)
      「やっぱり、たんぱく質の値が低いですね。入院です。」
14:40~ さらに待つ
16:10  病室へ案内される。



実母についてきてもらって良かったです。
受付から病室へ案内されるまで、5時間
その間、無駄話も出来るし、抱っこを変わってもらう事もできるし、自販機へお茶を買いに行ったりすることも出来ました。
処置室のベッドは簡易ベッドだから、息子を寝かせて放っておくわけにはいかないし、点滴はつながってるし、他にも処置を受けている方がおられるし・・・
1人で行ってたらキレてましたね。

それでも、なんとなく昼食は食べそびれました。

そんなこんなで、ようやく入院する事が出来た(!?)わが息子。
しばらく入院生活のはじまりはじまり・・・











息子のアトピー(5) 電話

2006年07月10日 13時47分08秒 | 携帯から
こんにちわ。アトママです


午前中に定期の通院で体重減少が見られ、血液検査をする事になった息子。
結果は、夜になるとのことで、「もし悪い結果だったら電話するね。」といわれて、とりあえず帰宅してまいりました。

で、その夜ようやく子ども二人を寝かしつけた夜9時半ごろ
電話がなりました
『○○小児科です。あっ、お母さん?ちょっと結果悪かってん。入院してもらわなあかんわ。』
『そうですか。・・・えっ!? 入院ですか?』
『明日からでもいける?どこの病院にする?△さんの家からやったら■■病院か、××病院がいいかな?』
『あー。はい。何とかします。病院はそうですね、主人と相談します。』
『そしたら、明日の朝、紹介状書くから取に来てくれる?朝早いけど8時半にいけるかな?』
『8時半ですね。分かりました。いけます。』

電話を切ってから、頭の中がグルグル回りました
相方は、まだ仕事から帰ってなかったので、さっき先生が言っていた病院をとりあえず調べてみました。
それから、明日のスケジュールを頭の中で組み立てました。
というのも、明日は娘(3歳)の保育園の生活発表会の日なのでした。
今まで、一生懸命練習してきて当日を楽しみにしている娘の発表会を見に行かないわけには行きません。
相方は仕事なので、明日は私1人でとにかく息子の入院と・娘の生活発表会のはしご!?

娘も以前肺炎で入院した事があるのですが、小さな子どもの入院には、家族の完全付き添いが必要な病院がほとんどのため、一旦、入院してしまうと、代わりの人がいてくれない限りベッドのそばを離れる事が難しいんですよね。
娘のときは、入院という事を考えずに病院へ行って、そのまま入院になってしまったので、公衆電話へ走るにも、娘は点滴につながれていて、抱っこしていく事も出来ず、誰かに連絡を取ることすら難しかった覚えがあったので、とりあえず、実母へ電話し、
「明日、一緒に来てもらえないか」と交渉
ちょうど実母の仕事が休みの日で、一緒に来てくれることになり助かりました。

それから、23時をまわって相方が帰ってきたので、明日の事・入院中のことを相談。

やっと、長い一日は終わったのでした。


つづく













かきかた 2

2006年07月08日 16時26分34秒 | 成長記録
こんにちわ。アトママです

「かきかた」のつづき
<5~6ヶ月>(3~4月)
だんだんと指も使えるようになり、爪を立ててボリボリ掻くようになり、目を離すと血まみれになって必死に掻いている状態でした。
常に手袋をしている状態で、はずすと「隙ありとばかりにボリボリかくのでした。
かといって、手袋をしたままだと、遊べないし、指先の発達にも影響しそうで、昼間は目を離すとき意外は極力しないようにしてました。
してるときでも、激しく手を動かすので、手袋が知らない間に取れてしまう事もしばしば。
夜寝るときは、大人の枕で、顔の両側をはさむようにして置き、手を伸ばしても枕が邪魔になって掻けないようにしていた事も・・・。
(でもこれって、掻くのを止めるのとあまり変わらないですよね

<7ヶ月>(5月)
手を激しくブンブンと振ったり、もみ手のようにして、手袋を上手にはずす方法を覚え、やはり、気付くと血まみれに・・・
手袋をした上からゆるく紙テープで止めるようにしていました。
今までは服の上からかぶせていたのでしっかりホールドされていたけれど、半袖になる季節になり、手袋がスルスルッとぬけて、外出時には知らない間に落としてくる事数回・・・。高い手袋なのに
でもこのくらいから、湿疹も掻くのも少しましになってきて、汁が出てる事がなくなりました
それと、手袋をしたときと、してないときの掻き方を使い分けていることを発見
手袋をしているときはグリグリと力をこめて顔をこする。
していないときは、首やら腕やらを爪を立てて掻く

<8ヶ月~>(6月~現在)
やはり、掻き方を使い分けている
この頃になると、手袋をしているときのほうがむしろ強く掻いている様子。
どうやら、素手で掻くと痛いが、手袋をしているときならそこそこ力をこめても痛気持ち良いということを学習したらしい
そこで、このころから、手袋するのをやめました。(暑いだろうしね。)
もう、爪を立てて掻いても、時々血が出るけどジュクジュクと汁が出てくる事はなく、かさぶたになって何日かで治るように
見た目も大分きれいで、一番ひどいときを知っている人は
「良くなったね~」といってくれるほどになりました。

これが、現在までの「かきかた」成長記録です
発達に応じて、本人も色々学習・成長しているのが分かります。
こういうところで、成長を感じる親ってなかなかいないですよね
まあ、こういう見方もあっていいんじゃないかしら?

では






かきかた

2006年07月07日 08時49分51秒 | 成長記録
こんにちわ。アトママです

今日は、息子の成長記録を書きたいと思います。
成長記録なのに、かきかた?
『書き方』ではなく、『掻き方』のほうです

アトピーママならではの成長記録

息子はとにかく、かゆいところを掻く事に関してはプロフェッショナルともいえるほどです。

<1~3ヶ月>
まだそれほど湿疹もひどくなく、乳児湿疹のチョイ悪位だったように思うのですが、だんだん寒くなるにつれひどくなってきました。
その頃はまだ、手先が器用に動くほど発達していなかったので、大きく腕のひじから先を動かして、猫のように!?(まだ、猫の方が上手なくらい)顔をこすっていました。

<4ヶ月>
だんだんとこする手に力がこもるようになり、かゆいところを的確にこするようになりました。

★ちょうど4ヶ月の半ばごろに小児科の先生にアトピー用(?)の手袋を教えてもらい取り寄せて手にかぶせるようになりました。
 普通一般的に売られているミトンだと、激しくこするうちにすぐに取れてしまうし、素材はたいがい綿ですが、その教えてもらった手袋は赤ちゃんのひじ位までの長さがあり、2重になっていて、手の肌に触れる中の素材は綿で、外側の素材はキュプラになっており、ツルツルしています。
こすっても、2重になった布がずれるのと、ツルツル素材が摩擦になりにくく、すべって力が入りにくいものでした。
ただ、定価で左右1セットで1800円もします。
汁やら血ですぐ汚れるから、洗い替えも結構いるし、ちょっとお高いな~
はじめはメーカーのホームページで直接注文してたんだけど、アマゾンとかで買うと少し安く手に入る事がわかりました。
もし、メーカーとか知りたい方がいらしたら、今度詳しく書こうかなと思いますが、宣伝するつもりはないので、今日はあえてかきません。


長くなってきたので、続きはまた