Scaborough Fair

2007-03-22 22:56:48 | Weblog
 
商店街を自転車で走っていたら、この歌を口ずさんでいました。八百屋の店先にパセリを見たからでしょうか?この歌を強く意識したのは映画「卒業」でしたね。当時はポール・サイモンが作った、と思っていたのですが、後に英国のトラディショナル・ソングが基だと聞きました、。いずれにしても私にはとても印象的な曲です。30数年前のある地方都市での12月の暮れでした。「卒業」を見に行こうということになり、旅館から、歩いてだったかタクシーでだったかで行ったのです。館内はがらがらで(封切の半年か1年後だと思います)まあ好きな席に座ったのですが、この曲を聞きながらスクリーンを見ている内に何だか心細い気分に襲われた事を覚えています。「年の瀬に地方で、前途の分からない自分」といった事が不安をかきたてていたのです。見終わって旅館に戻ったら閉まっていて(12時を回っていた)身体は心底冷え切っていたので開けてもらうまでの時間がえらく長く感じました。
           

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