1959
公園の落ち葉を見ていたら、ビル・エヴァンスの「枯葉」が頭に流れてきましたよ。これはイントロからグッと心を掴まれてしまうのですが、加えてスコット・ラファロのベースも良いですねえ。ピアノとベースの絡み具合が絶妙です。
「1950年後期から60年代初頭にかけての『ヴィレッジ・ヴァンガード』のギャラは、一人当たり10ドルだったという」
「『ポートレイト・イン・ジャズ』は12月28日、ニューヨークのリーヴス・サウンド・スタジオでわずか数時間で録音された。エヴァンス、ラファロ、モチアンの3人は、おそらく3人で250ドル程度のギャラだった」 {ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄}中山康樹より
枯葉(autumn leaves)
原題は「Les Feuilles mortes」 1945年、ジョゼフ・コズマ曲。後にジャック・プレヴェールが詞をつけた。
アメリカには1949年に紹介された。作詞はジョニー・マーサー(キャピトル・レコードの創立者でもあり、ムーン・リヴァーなどの作詞家としても知られる)
The falling leaves drift by the window
The autumn leaves of red and gold
I see your lips,the summer kisses
The sun-burned hands I used to hold
Since you went away the days grow long
And soon I’ll hear old winter’s song
But I miss you most of all my darling
When autumn leaves start to fall