ジュリアンが集めたジョン・レノンのメモリアルアイテムの写真集。
表紙のレスポール・ジュニアは10歳のジュリアンに父親から送られたクリスマス・プレゼントなんですねえ。へフナーのギター、数々のゴールド・ディスク、コンサート・チケット、東京でのコンサートの期間に(日本のハガキに)書かれた未完の歌詞(切手を貼る箇所に平和、と印刷されているのをジョンは知っていたのかな?)、ジョンからジュリアンに送った軽井沢の絵葉書(Ka-ri-zaと発音する、と書かれている)、など、など、、。
ジョンがバッジ(アメリカではボタン)好きで、ニューヨークでバッジ・メーカーを雑誌で見つけて手に入れて、自分で色々なメッセージを作っていた、ということは知りませんでした!
前書き (抜粋)
「収集を始めた時には、父がくれた2本のギターを含むほんの数点しか手元にはなかった」
「父が亡くなった時、何の遺品も受け継がなかったんだ。それは僕たち家族にとって、とても悲しいことだった。現在持っている物の殆どはオークションで買わねばならなかった。だからポールやメイ・パンを始めとする友人たちが時々父の所持品を僕にくれた時には、とりわけ心を動かされ、感謝したものだ」
「特定の時や場所についての思い出がかき立てられるような品があれば、それを手に入れた」
「残念なことだが、オークションで入札したもの全部を手に入れることはできなかった。それでも時折(僕は名を伏せて購入するにも拘わらず)、競合相手が僕だと気がつくと、入札から降りて落札させてくれた」
ジュリアン・レノン