He was a friend of mine

2013-04-29 18:42:15 | Weblog

 
  アメリカから帰省中のHと、弟の墓参り。暖かな小春日和で良い時間を過ごせました。
墓石に水をかけ拭き取りながら、Hは「彼はいつもはここにいなくても、こうしている時にはすぐにここに来るように思う」と。  
そうですね、今も見ているのでしょうか、、。Mには会ったのでしょうか、、。

 父の埋葬日を見ると、彼は父親よりも早く逝ったのですね(漠然とは思っていましたが、、、)。
様々な想いが去来しましたが、、、、Hが持参した花を供え、お線香を供え、しばし合掌、、、。
 
 小さかった甥っ子や、愛犬が遊んだ野原が全く変わらずあり、彼らがニコニコと走っている姿を思い出しながら、過ぎ行く時の早さを改めて感じたのでした。

                   
 色々と話す中で思い出したのがこのプラント。20数年前、Hがアメリカに引っ越す際に引き取ったプラント(他にスパシフィラムも)が、今もなんとか我が家に健在です。

 ターミナル駅で別れ、電車の中でアイポッドのスイッチをオン。シャッフルで聞いていると2曲目に、ウイリー・ネルソンの「He was a friend of mine」が流れてきました。久しぶりに聞いたのですが、この歌詞が今日はグッと胸に迫ってきて、、。

               He was a friend of mine

               He was a friend of mine
               Everytime I think about him now
               Lord,I just can't keep from cryin'
               'Cause he was a friend of mine


Take me to the ballgame/アメリカの心の歌

2013-04-21 10:57:15 | Weblog

            
                2012

 「アメリカは歌の国だと思う。人々のあいだに、アメリカの心を育ててきたのが歌だ。アメリカの歌がうたってきたのは、つねに一つの主題だ。アメリカだ。それぞれにとっての『私のアメリカ』だ。
『私のアメリカ』をいま、ここに表すこと。そのことがアメリカの歌の世界を作ってきた」  はじめに、より抜粋

 「アメリカの心の歌」が忘れていた沢山の歌、歌手を思い出させてくれました。
「マック・ザ・ナイフ」「メアリー・ブラック」「ジョン・プライン」「ジェリー・ジェフ・ウォーカー」などなど、きりがないなあ。
 歌と歌手たちの物語も良いです!アメリカの風景(平坦な大草原、草の匂い、モーテル、ハイウェイ、レストランの音、ウマくも不味くもないコーヒー、など)を思い出しながら、気になる歌をYouTubeでチェックしながらの、懐かしく楽しい時間でした。
 初めて知った名前、事柄も多く、「シティー・オブ・ニューオリンズ」の「スティーヴ・グッドマン」が「野球に連れて行って」を歌っているのは初耳でした!彼はシカゴ・カブスの大ファンだったのですねえ。

                             

 リグレー・フィールドへ行ったのは1998年。球場の名物アナウンサーのハリー・ケリーが亡くなった年の4月で、彼の似顔絵の入ったピンバッジを貰ったのです(どこかにあるはずですが、、)。
 一緒に行ったRと私は冬用のコートをM夫妻から借りて行ったのですが、寒かったなあ。暖かいものを、とココアを買ったのですが、ぬるかった! しかし球場はクラシックな作りで良かったですね。サミー・ソーサが活躍していた時代でした。

           
                              M                    
                           

              Take me out to the ball game
              Take me out with the crowd
              Buy me some peanuts and Crader Jack
              I don't care if I never get back
              Let me root,root,root for the home town,
              If they don't win,it's a shame
              For it's one,two,three,you're out
              And the old ball game


はなてばみてり/Why Worry/放下着

2013-04-14 08:43:05 | Weblog

     

 友人Mの1周忌に帰国した奥様からのお土産の一つがこれ、ゴディヴァの72%。知らなかったな、、。
美味しいです。
 海苔巻きやおいなりさんを食べながらお互いの近況やMの思い出話。
  それにしても「早いね、あっという間だね」と思うばかり。

未だに「気の抜けた感じ」から脱していないのですが、ともかく片付けるべき事柄を淡々とこなしていくしかないんだよなあ、と。
 そんな時に雑誌だったか、新聞だったかで目にしたのが「はなてばてにみてり」(道元)の文字。
ん?と一瞬読み直して、ああ、「放てば手に満てり」か、と。以来しばしば頭に浮かんできます。
執着しているものを(ものから)手放せば、多くのものを得る(満たされる)、という意味ですよね。
過ぎ去ったこと、人、、、そうだ「放下着」(ほうげじゃく)という言葉も若い頃に覚えたな、と思い出しました。
  
   マーク・ノップラー、エミルー・ハリスの”Why Worry”が頭に流れてきました。

                   

                 Why worry,there should be laughter after pain
                    These things have always been the same
                     So why worry now

                     There should be sunshine after rain
                      So why worry now


You are my sunshine/Dylan, Radio Hour

2013-04-07 08:43:39 | Weblog

 

                 
                                 2006~2009
 
 ボブ・ディランがDJをしたラジオ番組をインターFMで放送、とのニュース。「バラカン・モーニング」でも紹介していたので楽しみにしていました。
 さて当日、10分ほど前になって急に「録音しておこう」と思ったのですが、昨年もらったラジカセ(長い間使っていたアンプ、プレーヤーなどの所謂ステレオセットは故障で処分してしまい、以来ポータブルのラジカセに。それも故障し、ひとまず中古の貰い物でしのいでいますが、、)ではラジオを聞くだけだったので、はたして録音出来るか、ともかくまずMDでトライ。動いてはいるが、、。ではカセットは、、大丈夫でした。片面60分テープをセットしてぎりぎり8時!波の音とともに始まった番組の録音をスタートしたのでした。

 ディランが淡々とオーソドックスなDJぶりで番組を進めていくのが良いです!これぞ「RADIO DAYS」!
こういったFM番組が日本にももっと増えると良いのですが、、。
 2曲目の「歌手だけでなく、ルイジアナの州知事でもあった人、ジミー・デイヴィス」と紹介して始まったのが「You are my synshine」。
 実はこれ私が生まれて初めて覚えた洋楽だったのです。母がよく口ずさんでいたのでいつのまにか歌詞とメロディーを覚えていたのですね。(日本では戦後の復興期に相当流行ったそうです)

               
                           1999

                                      You are my sunshine 
                                  My only sunshine 
                                  You make me happy 
                                  When skies are grey
                                  You'll never know,dear 
                                  How much I love you
                                  Please don't take my sunshine away