「ジョンは怒りであれ、喜びであれ、心が動いたときにはそれを文字にしないではいられなかった。ー中略ー
親族、友人、ファン、見ず知らずの人、恋人、さらには洗濯屋に宛てた、ほとんど300点にも上る手紙と葉書。1951年、10歳のときにリバプールの叔母宛てて書いた礼状から、最後となった1980年12月8日、40歳で亡くなったその日、ニューヨークの電話交換手の女性のために記したサインまで」 カバーより
こんなにまめに書いていたんだなあ、というのが全体をざっと見た印象ですねえ。かなりの量なので少しずつ読むことにしますが、母と叔母、仲間、ポールへの愛僧、心の休まる時など無かったのでは?と思えるニューヨーク時代、など文書で読んで見ると改めて、凝縮された人生だったな、と思うのです。
「マザー」が改めて心に響いてきました。
編著の「ハンター・デイビス」は聞いたことのある名前だなあ、としばし、、そうだ昔読んだぞ、と本棚を見るとありました。これですね。44年前です!
1969年 880円
「ハンター・デイビスが労を惜しまず、ビートルズの両親や友人、関係者にインタビューして、その生の声や意見を生き生きと伝えている」 訳者ノートより
「これは 『落第者のほうが偉くなれるんだ』 と言っているエネルギッシュな本だ。
ビートルズはいままで誰にも話さなかった思い出や、普通の人だったら内緒にしておくような大胆な告白をするので、ぼくは驚いてしまった」 植草甚一
Mother, you had me,but I never had you
I wanted you but you didn't want me
So I got to tell you
Goodbye goodbye
Father,you left me, but I never left you
I need you but you didn't need me
So I got to tell you
Goodbye goodbye