![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/98/f763531c6f1dc4cef88243e38877d814.jpg)
メイフェアのDover Streetに、コム・デ・ギャルソンンの店、Dover Street Marketが出来た数年前…。その出会いは衝撃だった。
思わず通り過ぎてしまいそうなほど、控えめなグランドフロアの入り口を一歩踏み入れると、店の至る所に置かれている、鳥の剥製やアンティーク雑貨、突如現れる山小屋風のカウンター。明らかに、採算度外視しているとしか思えない。上の方の階で売られていた家具のディスプレーは、店というよりもギャラリーのように、見せるための美しい配置への心遣いが伺われた。商品を売る、それだけでは終わらない芸術性と独自性が感じられる豊かな空間。そしてその最上階には、まさしくそれにふさわしい、究極のカフェがあった。
決して広くはない、横長のカフェスペースは、何故かとても居心地が良さそうで、一目で座ってみたくなった。カウンターに並べられた、お惣菜やお菓子の数々も、手作り風(しかしプロの完璧さを兼ね備えている)でどれもおいしそう!
最初に食べたスコーンの感激は、今でも忘れられない。
もしかしたら、長年この国で散々試してきた中でも(我が家は大のお茶好き。午後のお茶のために、わざわざ田舎町まで車を飛ばす)1,2位を争うほどの出来。一杯の紅茶とスコーンで、しかもロンドンの真ん中で、こんなに幸せになれるなんて、そんな場所はそうそうない。
その後何度か訪れ、サラダやケーキなど、いくつか試してみたけれど、何を食べても、「ああロンドンに住んでいて良かった~。生きてて良かった~!」と思わせられる程のおいしさだった。
そのカフェは、Rose Bakeryと言って、パリにある店らしい。
そう知ったときから、いつかそのパリの店を訪れることが、私のささやかな夢となった。
実は今だにその夢を見続けているのだけれど、この間のクリスマスに、この愛しのRose Bakeryのレシピが載っている本を、夫からプレゼントされた。
白い紙に包まれ、紐の結び目には、木製ミニチュアのキッチン道具が。それ以来、この小さな飾りは、私の「料理の神様」としてキッチンの片隅に吊るされ、日々見守ってくれている。少しは料理の腕が上がるかな?
この本はレシピの味は然ることながら、写真もとても良くて、いくら見ていても飽きない。クリスマスに手にして以来、本当に、毎日暇さえあればこの本をめくり、次は何を作ろうかと考えに耽っていた私。あまりにもこの本の料理ばかりなので、夫に「もういい加減、別の本からも作って欲しい」と言われてしまったほど…。(自分でプレゼントしておいて…)
Rose Bakeryの主であるRoseさんは、フランス人のパートナーと共にこのカフェを営むイギリス人。料理を本格的に習ったことはないけれど、美味追求のこだわりは相当なものだったよう。良い素材の味を生かす、シンプルだけど、手間隙を惜しまず、丁寧に作り上げられる料理やお菓子は、とても温かみがあって、家庭で定番にしたいようなものばかり。特に、甘党ではない彼女の作る、お菓子の甘さ加減や、ヘルシー志向は、日本人にも受け入れられやすいのでは?
日本でもアマゾンで購入可能な様子。
イギリス料理も捨てたものではありません。
でも、これをおいしく作るには、フランスのバターと粉、それから塩が欠かせない。やっぱりフランスには叶わぬか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e7/2112fcd73f3d304b51bafdb84c5e054b.jpg)
外はカリッ、中はしっとりのスコーン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/7a/0864e74f4474054528974046d08106f1.jpg)
アンティークのスコーン型。まだまだ現役。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ad/d6b0d3befe70741793c7aaec84a3115d.jpg)
キヌワのサラダ。サラダは全部試作済み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/94/c8a16592946d5d405c07d736a6be0d0c.jpg)
ポテト・グリビッシュ。ローストした新ジャガ+ゆでたまごとガーキンス、ケイパーで大人の味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/7a/5a90faacc7caa6f90f488c00d63f0d8b.jpg)
ヒヨコ豆のスープ。クミンシードを少し効かせてカレー風味に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e1/6217de4f7df5213e78e0e6311fc0a8ea.jpg)
イギリスを代表する魚?たらのトマト煮。凝縮されたトマトの味が美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c2/9a764c55f65851bf56b9acd02b47570a.jpg)
甘さ控えめヘルシーなバナナケーキ。
思わず通り過ぎてしまいそうなほど、控えめなグランドフロアの入り口を一歩踏み入れると、店の至る所に置かれている、鳥の剥製やアンティーク雑貨、突如現れる山小屋風のカウンター。明らかに、採算度外視しているとしか思えない。上の方の階で売られていた家具のディスプレーは、店というよりもギャラリーのように、見せるための美しい配置への心遣いが伺われた。商品を売る、それだけでは終わらない芸術性と独自性が感じられる豊かな空間。そしてその最上階には、まさしくそれにふさわしい、究極のカフェがあった。
決して広くはない、横長のカフェスペースは、何故かとても居心地が良さそうで、一目で座ってみたくなった。カウンターに並べられた、お惣菜やお菓子の数々も、手作り風(しかしプロの完璧さを兼ね備えている)でどれもおいしそう!
最初に食べたスコーンの感激は、今でも忘れられない。
もしかしたら、長年この国で散々試してきた中でも(我が家は大のお茶好き。午後のお茶のために、わざわざ田舎町まで車を飛ばす)1,2位を争うほどの出来。一杯の紅茶とスコーンで、しかもロンドンの真ん中で、こんなに幸せになれるなんて、そんな場所はそうそうない。
その後何度か訪れ、サラダやケーキなど、いくつか試してみたけれど、何を食べても、「ああロンドンに住んでいて良かった~。生きてて良かった~!」と思わせられる程のおいしさだった。
そのカフェは、Rose Bakeryと言って、パリにある店らしい。
そう知ったときから、いつかそのパリの店を訪れることが、私のささやかな夢となった。
実は今だにその夢を見続けているのだけれど、この間のクリスマスに、この愛しのRose Bakeryのレシピが載っている本を、夫からプレゼントされた。
白い紙に包まれ、紐の結び目には、木製ミニチュアのキッチン道具が。それ以来、この小さな飾りは、私の「料理の神様」としてキッチンの片隅に吊るされ、日々見守ってくれている。少しは料理の腕が上がるかな?
この本はレシピの味は然ることながら、写真もとても良くて、いくら見ていても飽きない。クリスマスに手にして以来、本当に、毎日暇さえあればこの本をめくり、次は何を作ろうかと考えに耽っていた私。あまりにもこの本の料理ばかりなので、夫に「もういい加減、別の本からも作って欲しい」と言われてしまったほど…。(自分でプレゼントしておいて…)
Rose Bakeryの主であるRoseさんは、フランス人のパートナーと共にこのカフェを営むイギリス人。料理を本格的に習ったことはないけれど、美味追求のこだわりは相当なものだったよう。良い素材の味を生かす、シンプルだけど、手間隙を惜しまず、丁寧に作り上げられる料理やお菓子は、とても温かみがあって、家庭で定番にしたいようなものばかり。特に、甘党ではない彼女の作る、お菓子の甘さ加減や、ヘルシー志向は、日本人にも受け入れられやすいのでは?
日本でもアマゾンで購入可能な様子。
イギリス料理も捨てたものではありません。
でも、これをおいしく作るには、フランスのバターと粉、それから塩が欠かせない。やっぱりフランスには叶わぬか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/e7/2112fcd73f3d304b51bafdb84c5e054b.jpg)
外はカリッ、中はしっとりのスコーン
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アンティークのスコーン型。まだまだ現役。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ad/d6b0d3befe70741793c7aaec84a3115d.jpg)
キヌワのサラダ。サラダは全部試作済み。
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ポテト・グリビッシュ。ローストした新ジャガ+ゆでたまごとガーキンス、ケイパーで大人の味。
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ヒヨコ豆のスープ。クミンシードを少し効かせてカレー風味に。
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イギリスを代表する魚?たらのトマト煮。凝縮されたトマトの味が美味。
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甘さ控えめヘルシーなバナナケーキ。
どれも本当に全部美味しそう!
写真もとっても素敵♥
Kazuhiroさんのプレゼント、そのラッピングのしかたまで含めてニクいね!! いいな、いいな~。
asukaちゃんの言ってたとっておきのバナナケーキとスコーンのレシピって、もしかしてこの本のレシピのことかな?
いつかよければこっそりとでも教えてもらいたいです☆
ところで…あすかちゃんのカメラってもしかして一眼レフ? だよね? 私もいいカメラ欲しいな!!
料理は楽しみながら作って、楽しく頂きたいですね!
盛り付けもプロ並みで本当に素敵。
家族揃って、おしゃれに穏やかに暮らしているのがよく分かります。
私も少しは見習いたいものです。
たしかにすばらしい本でした!!
そしてそれをプロ並みに料理できちゃうあすかさんに脱帽だわw
ヒロはタラとトマトの作り方おしえてほしーです!!
またちかじかお会いしましょう
とっておきスコーンは、まさにこのレシピ本のものです。Wholemealの小麦粉を少し加えるので、外のカリっとした部分に程よい歯ごたえがあるの。
バナナケーキは、この本をもらう前から作っていたもので、それも大好きなのですが、この本のものも、甲乙つけがたいおいしさです。ナッツ好きの私にはたまりません。
最近我が家のオーブンでは、18cmのパウンド型が一番よく仕上がるのがやっとわかってきたので、それに合わせて、お気に入りケーキを、ひとつひとつ分量調整しているところです。本当にお気楽主婦な私だわ…。早くみっちゃんのNZスコーンと、アメリさんのビスコッティーを試したいです!
キヌワのサラダ、この前Ottolenghi(Nottinghill)に行った時、買ってみたのですが、キュウリと、ざくろ、パセリが入っていました。これに塩コショウ、オリーブオイル、それからレモンのぶつ切り(8等分くらいかな?)で味付けされていました。さっぱりで美味でした!
Nao様
お久しぶり~!
家族揃っておしゃれで穏やかに…、なんてとんでもない。いつも、もうちょっと美しく生活したいなー…とボヤかれ…花とは大人気なくけんかしてしまうし…毎日が反省の日々です。穏やかに暮らす…これも今年の課題だわ…。
ヒロちゃん
それでは近々我が家でRose Bakery lunchをしましょう。たらトマトは、本当は、もっとじっくり作ると、たらが煮崩れしないはず。私は時間がなくてご覧のとおり…。
初めまして。こうしてコメントを頂くと、とてもうれしいです。
Rose Bakery、私はしばらくご無沙汰しているのですが
いつも期待を裏切らないおいしさ、そしてあの、さり気なくて心地良い空間が、とても恋しい今日この頃です。シチュー、今度試してみます。