私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

『 ダイイング・アイ 』 東野 圭吾

2008-05-01 | 小説

 書籍紹介
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、
思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。


主人公が一部記憶が無いところから物語は、はじまる。
何故 自分はその一番大切な記憶をなくしてしまったのか
解明しながら、自分の周りに起きる不可解な謎を解いていく。

記憶を無くした上に
周りで起こる怪しい出来事。
なんで?
どうして?
あれは誰?
あの人はどこに行ってしまったの?
何故こうなるの?

?????に 引きずられ
先を知りたくて、 一気に読めてしまいます。
(お陰で寝不足・・・

そして、最後の意外な結末。
そして分かったことは 彼女がこの世に残した未練?

この物語のポイントは 怨念?
オカルト小説ではありません
でも、良く考えると この物語のポイント
『 目 』から始まる 生きたい! が
このようなことになったのでしょうか・・・?
ある意味 とても怖いです。

最初のプロローグ。
最後に もう一度読み直してみると
亡くなった 彼女の生きたい!から
すべてが始まったような気がします。

交通事故の被害者と加害者がテーマになっているということもあり、
真相が明らかになっても、やるせなさが残ります。
そして、彼女のこの世に残したものが あまりにも残酷ですよね。

読み終わって見たら 表紙の意味が分かりました。

なるほど・・・

 は、3つということで









最新の画像もっと見る

コメントを投稿