東京・下町の解体工事現場から白骨死体が三つ。
そして大家である徘徊老人が撲殺されてしまう。
いかにも、関係の無いようなこの二つの事件が
見事に繋がっていました。
久しぶりの音道貴子と滝沢との名コンビが復活
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真夏の下町、事件を追って二カ月あまり・・・。
今回の滝沢は、態度で表せはしないものの
音道隆子に好感を持っている部分が
アチコチに見え隠れしたのが、とても微笑ましく感じられました。
そして、通称皇帝ペンギンからアザラシとなるところがユニークで
偶然にも貴子の手帳からイニシャル『A』を見付け
自分の名前と違うと不愉快なり、
音道隆子に詰め寄りますが、私の付けたニックネームです。
と軽くかわしたりするところが笑えました。
音道隆子の仕事も私生活も生真面目なところが
親友だった奈苗との関係で裏目にでてしまうけれど
私は まっすぐな性格の音道貴子の大ファンです。
シリーズ化されている この二人の名コンビは、
お互いに素直な表現ができなくて
心うち解けそうで うちとけれない・・・。
でも お互いに気がつかないところで
理解しあっているところが とても良く
謎が解かれていくところも二人の絡みを含めて
読みごたえがありました。
この二人のシリーズが もっと 書かれることを
心待ちにしている 音道貴子ファンが ここにいます。
と言うことで この作品は
謎解きも奥が深かったので
私的に
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