私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

★ ワールド・トレード・センター ★

2006-10-18 | 映画

真実に基づいて再現されたこの映画は
実際のニュースも織り込まれての
リアルな映像でした。

あの 世界中を驚愕させた!
忘れもしない 2001年9月11日 

世界貿易センター北棟に旅客機が激突 
湾岸局警察の班長マクローリンとその部下ヒメノを初めとする
数人でチームを組み、退却命令の出ている北東へと
救出の為に向かって行く。

私達の知らない・・・
その時、現場に居た人しか知りえない内部の様子が
細かに再現されていたと言われる映像

ビルが崩壊して崩れ去り
生き埋めになってしまう恐怖

ニュースで見て 少しは知っていたつもりでしたが
映画になって あの時の事が再現された映像は
とても リアルで衝撃的でした。

そして、あのような大きな悲劇のなかにあっても
人が人を救おうとする
人間の強さに ただただ感動

最後まで諦めることなく、見捨てずに
生き埋めになった方々を探してくれて
ありがとうございました。
・・・といった気持ちで いっぱいになりました。

でも、助けること出来なく
生き埋めになってしまった 警察、消防隊の方々
そして、事故にあってしまったみなさま方に

心から 御冥福をお祈りします。
 は 5つです





“ ミイラと古代エジプト展 ”

2006-10-15 | 歴史・芸術
上野国立科学博物館にて
2006年10月7日~2007年2月18日まで
展示開催されています。

今回は、CTスキャンによる棺の中のミイラを確認 
棺の蓋を開けることもなく、
麻の布で出来た包帯を取ることもなく、
ミイラの年齢・性別を
骨の造り 消耗から推察・・・。
そして、3Dによる棺の中の映像はリアルなものでした。

古代エジプトの人は、
何故 死者を祭るのに時間と労力を惜しまなかったのか・・・。

それは死後の世界で甦るには、
肉体が必要である!と信じられ
それによって、身体をいかに腐敗することなく
保存しておくかが 大切なことでした。

しかし、あの時代に
ミイラを作る技術があった!ということにも驚きです。

そして、棺に描かれて美しい絵は
色 鮮やかで、とても美しいものでした。
特に、カルトナージュ棺、数々の副葬品が目を引きます

その頃、3000年位前の日本と言えば、
土偶を作っていた時代かな・・・。

文化の違いはあるとしても、
あの巨大なピラミッドを クレーンがあるわけでもなく作り上げ、
ミイラを造った 古代エジプトの人達の知恵には
ただただ、驚かされることばかりでした。





『 震度0 』 横山秀夫

2006-10-09 | 小説

久し振りに 横山秀夫の本を読みました。

震度6の直下型地震にみまわれて神戸が壊れたその日の朝、
700km離れたN県警警務課長の不破が突然姿を消してしまう。

事件に巻き込まれたのか・・・
自らの失踪なのか・・・
幹部達は何とかして不破を見つけ出そうとする。

何千人もの人が怪我をし、又は亡くなっているという大事件のさなか
この県警では、一人の警務課長失踪の方が、
大事件であった。
自分達の私利私欲しか考えていない彼らにとって・・・。

紐解いてみれば、そんなに難しいことではない事件だったが、
警察幹部達の 自分が少しでも有利な立場になりたい!
という気持ちから話がどんどん複雑な方へといってしまう。
そんな心理合戦が 読むページをどんどん進めさせてくれた。

しかし、登場人物が あまりにも多いので
名前と位置関係を覚えるのが
チョット大変。

単純な私は
あながちこのような出世に関係しての
事件の情報の駆け引き・・・。
根回し・・・。
小説の中だけではないような気がして・・・

しかし、結果としては県警が
夫を許せなかった妻の女心に振り回されてしまった!
という形になってしまったんだと思った。

自分の身を守ろうとする警察幹部の心理作戦の小説ではあるが、
夫の心にずっと秘められた女性への嫉妬心から
妻がとってしまった復讐劇・・・?

結婚していながら 夫の心の中に
結ばれなかった過去の彼女の面影が何十年もの間残っていた!という事実。

そして、その彼女にそっくりの娘に心が引かれていってしまう。
その夫の気持ちを知った時の妻の気持ち・・・
切なすぎました。

ちょっと読む観点が違っているのかな・・・
 は4つでした。



広島 『ドックパーク』

2006-10-08 | 日記
夕方 ニュースで広島の事件に目が止まりました。

民間テーマパーク「ひろしまドッグぱーく」で
飼われていた約480匹の犬が
昨年6月の閉館した為に、
そのままの状態で残されていました。

長い間狭いゲージに入れられたままなので
歩けないワンちゃんが続出・・・。
腰が立たないでふらついてしまっているワンコ
ガリガリで骨が浮き出てしまっているワンコ、
眼がつぶれてしまっているワンコ
皮膚病で肌が崩れてしまっているワンコ達を見ていて
涙が止まりませんでした。

なぜ そのまま放置していたのか・・・
許せない気持ちでいっぱいです。

ワンコだってそれぞれに命、感情があります。
それを無視した飼い方・・・。

ワンコは飼い主との出会いで
そのワンコたちの幸せが決まってしまうんですよね。
ただ、可愛いだけじゃなくて
責任を持って そのワンコの一生を見てあげてください。

今回の責任者を許せない気持ちでいっぱいです。